ローリング・ストーンズ 『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』 SHM盤

  • 2012/02/01(水) 23:45:00

中古盤をリアル店舗で購入するのは本当に久しぶりだった。

帯無しで少しライナーも切れてるということだけど実用上は全く問題無しで880円。
しかもポイントがあったので実質480円♪

ストーンズは他にもっと聴きたいアルバムがあったのだけど、これでは手を出さないわけにはいかなかった。(苦笑)





この『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』は高3の晩秋の一時期に熱心に聴いたアルバムだった。

洗練とはほど遠い分厚くてぐっちゃぐちゃに煮込んだ塊のようなサウンドだったけど、ミック・テイラー在籍時の重たいロックン・ロールにあっていた。


とういわけで30数年振りに聴いてみたのだがリマスターされて若干聴きやすくはなったような気もするがサウンドの感触は昔と変わらなかった。

私はどちらかというとロン・ウッドが加入してからの、重さとは引き換えになったかもしれないがドライブ感に溢れるようになったストーンズの方が好きだ。

でもこの頃のリズムを引きずるような重厚感に溢れたロックン・ロールももちろん捨て難い。


特に冒頭の3連発。

”イフ・ユー・キャント・ロック・ミー”から” エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ”にタイトル・ナンバーの” イッツ・オンリー・ロックン・ロール”。

この流れは圧倒的で今や50を越えた私の尻を蹴飛ばし、そしてワクワクさせてくれた。

そして”タイム・ウェイツ・フォー・ノー・ワン”。

ちょっと演歌が入ってるけどバラッドの名曲でミック・テイラーのギター・ソロも素晴らしい♪

だいたいここで寝落ちしてしまうのは今も昔も変わらない。(笑)

気を取り直して後半(レコードB面)に向うのも。

 
  ・

 
ストーンズは高校生の頃から10数年間は一番大好きなバンドだった。

それが彼らの新譜を買わなくなってからもう20年が経つ。

今年はストーンズ結成の50周年!?なんだそうだ。

何か動きがありそうだ。

でも新譜が出てもやっぱり買わないだろうな。


それでも、もしツアーがあって日本に来たら頑張って行こうと思ってる。

これだけは頑張って行かないとね。


22年振りの東京ドームになるかもしれない。

カーネーション 『UTOPIA』

  • 2012/01/24(火) 22:00:00

自分はアルバム至上主義なんで普段はシングルやミニ・アルバムを手にすることはない。

だってフル・アルバムと被ってしまうとせっかくのアルバムを初めて聴いたときのワクワク感が薄れてしまうからだ。

そんな勿体無いことは出来ない。(笑)

でもこれは我慢できなかったなぁ・・・





前作の『Velvet Velvet』があまりにも素晴らしかった。

それにカーネーションが予告した次のアルバムまでまだ半年以上もある。


もう辛抱たまりません!



結果・・・



タイトル・ナンバーの”UTOPIA”もキラー・チューンってほどでもなかったし、アルバムとしてもなんか捕まえどころがよくわからなかった。(汗)


ただ3.11以降、溜まった澱のようなものを今どうしてもここで吐き出しておく必用があったってことは感じた。

だからミニアルバムなんだろうけど。


というわけでやっぱり早く次のフル・アルバムを聴きたいって思いが募った。(苦笑)


それでもラストに収録された”Edo River (2011 Enoshima Session)”。

”Edo River”自体を恥ずかしながら初めて聴いたんだけど良いナンバーだなぁ・・・


じわじわときてます。


アルバム『EDO RIVER』、買っちゃいそうです。(苦笑)

2011年備忘録CD編 ベスト5

  • 2012/01/15(日) 20:00:00

とりあえず去年購入したものから印象に残ったものを並べてみると・・・


1.坂本慎太郎 『幻とのつきあい方』
2.細野晴臣 『HoSoNoVa』
3.大滝詠一 『A LONG VACATION 30th Edition』
4.ビル・エヴァンス 『ワルツ・フォー・デビイ+4』
5.ブルース・スプリングスティーン 
  『闇に吠える街~The Promise:The Darkness On The Edge Of Town Story』
5. 鈴木慶一とムーンライダース 『 火の玉ボーイ』

次点
ローリング・ストーンズ 『ラブ・ユー・ライブ』
くるり 『ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER2』
ニック・ドレイク 『ピンク・ムーン』


なんか旧譜ばっかりだな。(苦笑)

基本的にまだ聴いたことのないアルバムを優先したいんだけど、これ聴きたいなぁ!と思える新譜は年々少なくなっている。

自分の感性が衰えてきてるんだろうなぁ・・・


ただそんな中にあって坂本慎太郎の『幻とのつきあい方』を聴けたのは幸せだった♪

こんなアルバムを年に数枚でも聴けたら大満足なんだけど、このアルバムは私にとってはここ数年でのベスト1。

そうそうはないよね。(笑)

坂本慎太郎 『幻とのつきあい方』

  • 2011/12/28(水) 21:00:00




このアルバムの虜になって気がついたらもう一ヶ月ほども経ってしまった。

おかげでいまだに初回限定のインストのディスクを聴けてない。(汗)


サウンド的には'70年代のソウルをベースにした『空洞です』の延長線上にある。

でもいびつな感触は残っているもののあの突き詰めた感じは無くなって随分とメローに聴こえる。


そして、これからは何にでもなれるかもしれない。

でも今はまだ何ものにもなりたくない。

不安も滲んでくるけれど今はまだ宙ぶらりんの解放感に浸っていたい。


そんな”気分”が漂っている。


それがひたすら心地が好い。


このアルバムを同時代の空気を吸ってリアルタイムで聴けるのは本当に幸せだ。

ローリング・ストーンズ 『ラブ・ユー・ライブ』 SHM盤

  • 2011/12/21(水) 22:00:00

久しぶりに聴きたいと思っていたら運よく廉価盤の発売が重なったのでCDを買い足した。





初めて買ったストーンズのアルバムがこれだった。

レコードの発売が”77年なので高2の今頃の時分だったろうか。

当時は”感激!偉大なるライヴ”なんて実に大げさな邦題が付いていた。(苦笑)

でも確かに素晴らしいアルバムでストーンズのライヴ・アルバムではこのアルバムが今でも一番好きだ。



えっと



シャイン・ア・ライトは聴いてませんが。(汗)


  ・


先ずはパーカッションが鳴り響く”庶民のファンファーレ”から始まり”ホンキー・トンク・ウィメン”のあの特徴的なリフが聴こえてくるのだけど、そのあまりのカッコ良さにもうノック・アウト!


そしてラストの”悪魔を憐れむ歌”まで疾走し続けるストーンズ。


カッケ〜♪


って、何回つぶやいてしまったことか。(苦笑)


ヒット曲満載の他のサイドと比べてちょっと古臭く地味に感じて当時は飛ばして聴いていた所謂”エルモカンボ・サイド”。

LPでいうと2枚目のA面。

”マニッシュ・ボーイ”に”アラウンド・ザ・アラウンド”。

今聴くとやっぱりカッケ〜!かった。(笑)


ストーンズのプレイはよく”ラフでルーズ”なんて言われるけど、確かにラフかもしれないけれどルーズなんて思ったことはあんまりない。

特にロン・ウッドが加入した’70年代の中盤以降から『スティル・ライフ』辺りまではリズムの柔軟性やコンビネーションは最高だった思う。

そんな鉄壁のコンビネーションでストーンズの代表曲を次々にたたみ込まれて悪い筈がない。


スプリングスティーンじゃないが”ロックン・ロぉ〜〜〜ル!”ってつい叫びたくなってしまうのだ♪



伝統芸能化する前のストーンズ。


やっぱり最高です。

イーグルス 『イーグルス・ライヴ』

  • 2011/12/14(水) 23:00:00




高鳴る心、素敵な予感。

青春の日と夢と愛と思い入れでいっぱいの15曲よ、今一度みずみずしく輝け!



  ・


帯にはこう書いてある。

こっぱずかしいけどまんまそんな気分です。(苦笑)

イーグルスっていうといまだに何か甘酸っぱいものがこみあげてくる。


まぁ、こみあげてくるうちがまだ花なんだろう。

もちろん2000年以降のイーグルスにはなんの思い入れもないです。(笑)

残念なだけです。


 ・


このアルバムを初めて聴いたのは発売直後の’80年の12月。

19歳の終わりの頃。

例によって当時勤めていたスタンドをサボって聴いていた。(苦笑)

前作の『ロング・ラン』から一年余り。

『ロング・ラン』が3年近くも待たされたことを考えるとライヴ盤ではあったけど思いもかけなかった新作アルバムだった。

ただ評判は手放しで良かったものではなかった記憶がある。

満点が100点とするとせいぜい70〜80点くらいの評価だったような気がする。

確かに『ロング・ラン』もちょっとアレだったんで少し不安な面持ちで聴き始めた。(笑)



ところが自分としては大満足のアルバムだった♪

なんで評論家の連中がけなすのか分からなかった。

不満はジョー・ウォルシュのソロ作が2曲も収録されていたこと。

もっとイーグルスのナンバーが聴きたかった。

それでも大好きな”ならず者”や”時は流れて”を初めとして主だったナンバーは聴けたのでやはり満足感の方が勝っていた。



ただどうしてか聴き終ったときにふと寂寞感に襲われた。

何かが終わった。

そんな気がした。

イーグルスも終わっちゃうんだろうなと思った。


だからしばらくして解散したのを知ったときはやっぱりなぁって思ったものだった。


これ、ホントです。

記憶を作ってるわけじゃないです。(苦笑)

多分、そんな思いに襲われた人はいっぱいいただろうと思います。



今回、久しぶりに聴いたけどやっぱりあの寂しさに襲われた。


イーグルスからの最後の贈り物。



これからも時々は思い出したように聴きたくなるんだろう。

青山陽一 『Blues For Tomato』 

  • 2011/12/07(水) 22:00:00




青山陽一のことは私とほぼ同世代だろうということくらいしか知らない。


でもこの人ってきっとこれまで私が聴いてきたのと同じような音楽が好きだったんだろうなぁと思ってしまった。(笑)


そんな分けで昔まだ私が若い頃にこれを日本語で聴いてみたいなぁと願っていたようなナンバーが満載のギター・ロック・アルバムだった。


そして充分にポップ♪


ただ全体がちょっとあっさり気味で薄いかなぁと。

趣味が良い音楽だけどもうちょっと血沸き肉踊る感じが欲しいと思う。

良いんだけど。


でもそれもこの人の持ち味なんだろうね。


 ・


ラスト、ボーナス・トラックの『Can’t Find My Way Home』

良いです♪

私も大好きだった。

今でも聴いてます!

ってCDはこの2ヶ月ほど前に買ったばっかりだ。(笑)




リトル・フィート 『アメイジング!』

  • 2011/11/30(水) 23:00:00




シンコペーションの効いたリズムとピアノ。

明るいけれどどことなく切なさが漂うメロディー。

登りつめていく一筆書きのようなスライド・ギター。

ちょいとエグみのある伸びやなボーカル。


続きを読む

サカキマンゴー & リンバ・トレイン・サウンド・システム 『Oi! Limba』

  • 2011/11/24(木) 23:00:00




なんだかよくわからないけどスゴイ!(笑)


アフリカンなビートとグルーヴ。

意味があるようでないような不思議な歌詞と通訳が必要な鹿児島弁のヴォーカル。

そこにからむ親指ピアノの多様な音色。

記憶の奥底を刺激する。

懐かしくてどこでもないところに連れて行ってくれる。


いったいどこのなんて音楽だよ!?

なんてことは関係ない。

基本はアフリカン・ロックってことなんだろうけど普通にポップで楽しい♪

特に11分にも及ぶ4曲目の『Nhemamusasa Rokku ネマムササ・ロック』のトリップ感覚はすごい!

ひたすら気持ち良い♪♪


  ・


サカキマンゴーって何年か前から名前と簡単なプロフィールだけは知っていたけど・・・

名前からしてふざけてるし(苦笑)

親指ピアノ?

日本人がアフリカ音楽?

なんで?

楽しいの?


ってまったく食種がわかなかったのだけど反省します。

ごめんなさいでした。

ホントにスゴイアルバムでした。


オイ!リンバ

俺の!親指ピアノ

ランディ・ニューマン 『ソングブック VOL.2』

  • 2011/11/22(火) 22:00:00





ランディ・ニューマンはニール・ヤングとともに私の敬愛する数少ないミュージシャンの一人。

blogのurlはこの人のアルバムgoodoldboysから(勝手に)拝借したものだし、最初のblogタイトルだった”うちにいるよ”も名曲 I’ll be home をそのまま日本語にしたものだ。

ただこの直訳、途中で自分でも気持ちが悪くなって変えてしまったが。(苦笑)


  ・


ランディ・ニューマンというとシニカルでいて自虐的。

他人を笑っているのか自分を嘲っているのか・・・


でも眼差しの奥底は暖かく、ホーギー・カーマイケルやガーシュインを思わせるような曲調は限りなく郷愁を誘う。

セイル・アウェイ
ギルティ
アイル・ビー・ホーム



今作はかつての作品をピアノ弾き語りで再演したという作品集の第2弾。

敬愛している割に第1弾は持っていないし初めて聴く歌もある。(汗)


シンコペートするピアノと郷愁を誘うメロディ。

そこに皮肉と自虐が複雑に絡み合った歌詞が、相変わらずの訥々として上手くはないヴォーカルで聴こえてくるとそれはもう唯一無二のもの。


ピアノ弾き語りでシンプルなった”歌”はよりダイレクトに聴く者に届く。


特に若い頃に作った”歌”はより味わい深く胸に響いてくる。



沁みます。

デイヴ・メイスン 『流れるままに』

  • 2011/11/02(水) 23:15:00




エリック・クラプトンというと愛着があるのは'70年代のそれも『461オーシャン・ブールバード』から『スローハンド』くらいまで。

この辺りまでのアルバムは本当によく聴いた。


そしてその時期のクラプトンと並んで良く聞いていたのがこのデイヴ・メイスン。

ちょっと地味な存在だけどこの人もロック・レジェンドの一人と言っていいだろう。

経歴にしても作風にしても結構クラプトンと被るところがあるのだけど、クラプトンからブルーズ臭さを抜いてもう少しポップにしたような感じが持ち味だった。

トラフィック時代の永遠の名曲”フィーリング・オールライト”だとかこの人もとにかく良い歌を作っていた。


この『流れるままに』はそんな持ち味が全開のアルバム。

ちょっとメロー過ぎるかなとも思うが彼のアルバムでは一番好きだ。


"ミスティック・トラベラー"
"めぐりゆく季節"
"ホワット・ドゥ・ウィ・ガット・ヒア"


穏やかにうねる波のようなナンバーが本当に素敵だった。


春から夏にかけて似合うアルバムだ。



こんなに寒くなる前に聴きたかったけど中古はどうにもならんもんねぇ,(笑)


  ・


このアルバムを聴くと18歳の頃に叔父を相手に大泣きしたことを思い出してしまう。

ちょうど八王子から新潟に遊びに来ていた叔父を相手に普通に話をしていただけなのに何故か涙が止まらなくなってしまった。

叔父は何も言わずにただ話を聞いてくれていた。

優しい叔父だった。




若い頃は恥ずかしいことでいっぱいだ。

ブラインド・フェイス 『スーパー・ジャイアンツ』 SHM盤

  • 2011/10/03(月) 21:00:00




このアルバムを歴史的な名盤と思ったことはないけれど、レコードのA面は割りと好きで昔からたまに棚から引っ張り出しては聴いていた。


そのA面の収録された”マイ・ウェイ・ホーム”と”プレゼンス・オブ・ザ・ロード”。

アルバムはこの2曲に尽きるわけだけど、この畢生の名曲を挟むような感じの”泣きたい気持”と”オール・ライト”も割と好きなのだ。


B面も延々とドラム・ソロが続く”君の好きなように”なんか止めて普通のナンバーだったら素直に名盤と呼べるアルバムになったのにと思う。
もったいない。

”ジンジャー・ベイカーの好きなように”させ過ぎでしょ?

まったく!(笑)


というわけでCDで買いなおして久し振りに聴いてみたのだが印象は昔と変わらなかった。

音質も2010年リマスターということで期待したのだがそんなに向上しているのかなといった感じ。


ただやっぱり”マイ・ウェイ・ホーム”と”プレゼンス・オブ・ザ・ロード”。

この2曲は若い頃よりもずっと胸に沁みるものがあった。


”プレゼンス・オブ・ザ・ロード”はクラプトンのライブ・バージョンも悪くは無いけれどやっぱりこのアルバムのウィンウッドのボーカル・バージョンが一番好きだ。

全然黒人っぽいとは思わないけど伸びやかなボーカルは圧倒的だ。



それにしてこのナンバーを書いたクラプトンがこのとき25歳で、歌ったウィンウッドが21歳って・・・


なんて早熟だったんだろう。