オーリアンズ 『夢のさまよい』

  • 2012/04/02(月) 21:00:00

オーリアンズの『夢のさまよい』は19歳の時に初めて聴いて以来ずっと大好きなアルバムだった。





ただあまりにもレコードで聴き込んでいたので'90年代の初めの頃にCD化されたときはつい買いそびれてしまった。

まぁ、そのうちにリマスターで再発されるだろうと思って気楽に構えていたのだが一向にその気配がない。(泣)

ということで何年越しかでやっと(中古・お手頃価格)手に入れた♪


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オーリアンズはウエスト・コーストを拠点にしたバンドだった。

ウエスト・コーストというと先ずはイーグルスとなるが彼らほどには内省的でなかったし、もう一方の雄のドゥービーズほどあっけらかんともしていなかったが、リトル・フィートほどにはひねくれてもいなかった。

悪く言えば中庸なアメリカン・ロック。

だけど日本人が思い描く爽やかなウエスト・コースト・サウンドを体現していた。


そして爽やかなだけでなくプレイもかなり強力だった。

オーリンズ(オーリアンズ)と名乗る割にはセカンド・ライン的な乗りはないがファンキーなビートをたたき出すリズム・セクション。

そのリズムをバックに繰り広げられるジョン・ホールとラリー・ホッペンのツィン・リード・ギターは心地よくそしてかっこよかった♪

そこにジェイムス・テイラーやジャクソン・ブラウン直系のシンガー・ソング・ライター的なしみじみとした味わいが加わるのだから堪らなかった。


『夢のさまよい』は彼らのそんな魅力が結実した一枚。

ファンキーでツイン・リード・ギターが大活躍する”ホワット・アイ・ニード”とタイトル・ナンバーの”夢のさまよい”。

聴くたびにカリフォルニアに恋焦がれた”ゴールデン・ステート”。

そしてほろ苦い春の風景と匂いの記憶につながるラストの”スプリング・フィーバ−”・・・


本当に胸を焦がすようにして聴いたアルバムだった。


  ・


さすがに若いころに感じた輝きは少し鈍くなっていた。

あれから30数年。

私も歳を取ったということだ。。。orz (苦笑)


でもこれからもずっと年に何回か思い出したように聴きたくなるだろう。

それだけは変わらないと思う。



と願う。(大汗)

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