鈴木慶一とムーンライダース 『火の玉ボーイ』 SHM盤

  • 2011/02/15(火) 23:00:00

 



何年か前に観た映画の挿入曲で知った”スカンピン”。

もともとムーンライダーズとはあんまり相性が良くない私だが素直に良い歌だなぁと思った。

そして2年ほど前に思いきって聴いてみた鈴木慶一の”ヘイト船長とラヴ航海士”が意外にも良かったものだから、その”スカンピン”が収録された’76年発表の『火の玉ボーイ』を聴いてみたいと思うようになった。

ただ肝心の『火の玉ボーイ』はとっくの昔の廃盤になっていてヤフオクなんかでも結構なお値段で取引されていた。


いつでも”スカンピン”な私には手が出るはずもなく。。。orz(苦笑)


そんなことで諦めかけていたのだがここにきて最新リマスター&SHM仕様でリイシュー!


高い金出して落札しなくて良かったぁ♪(笑)


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アルバムには限りなくロマンチックな”スカンピン”を始めとして、鈴木慶一が35年前の当時に興味を持っていただろういろんなタイプの楽曲が詰め込まれていた。

ちょっぴりニューオリンズ・ファンクというかフィートっぽい”あの娘のラヴレター”。
ファンキーな”酔いどれダンスミュージック”。
トム・ウエイツばりにうそ臭い(笑)ジャジーな”火の玉ボーイ”。
スワンプな”髭と口紅とバルコニー”

ムーンライダーズの他にテイン・パン・アレイや矢野顕子(効いてる!)等の腕っこきのミュージシャンによって奏でられた粒揃いの名曲たち。

今でもしっかりと色彩を伴って迫ってきた。

そして鈴木慶一の前作に当たる?はちみつぱいのセンチメンタル通りのライナー・ノーツには、『1970年代前半の東京ダウンタウンの色彩と香りをそのまま音の缶詰にした』とあった。

こちらの『火の玉ボーイ』も同様で’70年代中盤の匂いが濃厚に漂っている。

それがなんともいえない酩酊感を誘って心地が良い♪


聴けて良かった。


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やっぱり昔のアナログ録音とSHMは相性がバツグンだ。

少なくとも私の使っているような安いオーディオ・セットでは。(苦笑)

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