スフィアン・スティーヴンス 『ジ・エイジ・オブ・アッズ』

  • 2010/12/27(月) 21:00:00

 

 
 
確かに以前の『ミシガン』や『イリノイ』と比べると表面的な感触は変っていた。

アコギやバンジョーだとかのアコースティックな楽器が姿を消してシンセサイザーが大活躍。


でもおもちゃ箱をひっくり返したようなサウンドはやっぱりスフィアン・スティーヴンス。

そしてこれまでのアルバムのように自伝的な要素を廃してイメージしやすいコンセプトを無くしているにも係らずアルバム全体の統一感は見事。

この人の物語を紡ぐ力は本物だ。

圧巻は25分にも及ぶ寓話性に富んだラストの”Impossible Soul”。
聴く者を飽きさせない構成力は大したものだ。


素晴らしいアルバムであることに間違いはないだろう。



ただ・・・・・



素晴らしいアルバムであることと好き嫌いは別物だ。

多分このアルバムを愛聴することは無いと思う。

だって私は誰が何と言おうと『ペット・サウンズ』やヴァン・ダイクの『ソング・サイクル』は身体が受け付けない人間なのだ。

こればっかりは仕方がないのだ!(苦笑)

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