『インビクタス / 負けざる者たち』 クリント・イーストウッド監督 

  • 2010/07/21(水) 22:31:39




この映画はネルソン・マンデラ氏が自国開催したラグビーののワールドカップで、弱小南ア代表チームを初出場初優勝へと導くまでを描いたもの。


多分、イーストウッドが監督じゃ無かったなら観なかったと思う。
こんなベタな題材。(苦笑)

でもそこはいまや名匠となったイーストウッド。
単純なお涙頂戴ものにするわけがないと観始めたのだが、やはり人間とスポーツへの賛歌ともいうべき素晴らしい仕上がりだった♪

嬉しいのはラグビーというスポーツの持つ醍醐味や楽しさやスリル。
それらをちゃんと捉えていたこと。

だからこそラグビーを通じて黒人も白人もなく南アフリカ人として徐々に一つになっていく様子がリアルに感じられるのだ。

特にクライマックスのワールド・カップの決勝戦。
私はラグビーに興味が無い人間なので優勝の行方を知らないまま観ていたものだから思わず手に汗を握って見入ってしまった。(苦笑)

そして訪れる歓喜と感動。


まだまだ記憶に新しい先日終了したサッカーのワールド・カップの南アフリカ大会。
その南アフリカ大会を現場からレポートした敬愛する宇都宮徹壱氏がコラムで再三触れていた現地の人々の優しさと大らかさ。

そのイメージが刻まれていたので映画には最初からぐっときてしまうものがあったのも確かだが。(苦笑)


しかしイーストウッドって映画の王道たる”娯楽”からは決して足を踏み外すことは無いんだけど、近年は何かすごく気高いものを感じてしまう。

これはとてもすごいことだと思うのだ。


この人にはいつまでも映画を撮っていて欲しいと願わずにいられない。

っていうよりもずっとこの人の映画を観ていたいのだ。
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モーガン・フリーマンの静かな熱演にも拍手♪

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