キャロル・キング 『つづれおり』

  • 2010/02/08(月) 22:30:00




初めてこのアルバムを聴いてからもう30年ほどが経った。
それはレコードの発売から10年ほども経った頃だ。

でもどこかの時期に浴びるように聴いたとかってことは無くて、たまに無性に聴きたくなっては引っ張り出してと・・・
自分にとってはそんなアルバムなのだ。

ただ聴き直す度にそして自分も段々と歳を取る中でこのアルバムから受ける味わいや感銘は深まっていったように思う。


今度聴くときはCD!

という思いがあって今回聴くのは2年振りだ。
待った甲斐も有って?2004年度版のリマスターは音質的にも十分満足出来るものだったので嬉しい。
特にジェイムズ・テイラーのアコギの響きがとても美しい♪


アルバムは1曲目の”アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ”からラストの”ナチュラル・ウーマン”までソウル/ゴスペル風味が良く効いた名曲そろい。

ちょっと硬質だけど伸びやかなキャロル・キングのヴォーカルはやっぱり素敵だ。

特に”君の友達”や”ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー”、それに”ナチュラル・ウーマン”は名曲中の名曲で昔からのお気に入りだ。

でも今回は”イッツ・トゥー・レイト” がやけに沁みてくる。

聴いていると”あの頃”の匂いや空気が不思議に蘇ってくるのだ。
そんな蘇ってきたものの中で”もう遅いのよ・・・・・”なんて歌われるといくら胸を掻きむしってもおさまりがつかないのだ。(苦笑)


多分これからも聴く度にいろんな想いに駆られることになるのだろう。

次は何年後に聴きたくなるんだろう?

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10年ほど前にジェイムズ・テイラーから寄せられたコメントがこのアルバムのライナーに載っているのだがこれがまた泣けるのだ。

終わりの方だけ少し引用してみる。

〜 ジョニ、ジャクソン、CSNY、イーグルス、キャロル・キング −−−−− 非凡な才能がひしめいていた。  中略  最高だった。僕らは笑い、泣き、死んだ。さあ、耳を傾けよう。 〜

私のような’70年前後のウエスト・コースト・ロック好きには堪らないコメントだ。

それから30年。

私もこのアルバムを最初に聴いてから30年だ。

いろんなものがすっかり変わってしまった。



って、なんか綾小路きみまろみたいだな。(笑)



でも変わらなかったものもきっとある。


・・・よね。

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この記事に対するコメント

これからも変わらないでほしいと思うこともありますよね?

  • 投稿者: TAK
  • URL
  • 2010/02/09(火) 01:12:06
  • [編集]

TAKさん

これだけは!って願ってるものはやっぱりね。

・・・・・私のは秘密だけど。(笑)

でも変わらないのは気がつくと酔った勢いでこっ恥ずかしいものを書き連ねてしまうこの性格だけかもしれないなぁ。(汗)

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