志水辰夫 『つばくろ越え』

  • 2009/12/07(月) 22:50:00

2009.11.30




【出版社商品紹介】
燕の通う尾根を、ひとり疾駆する影。飛脚問屋・蓬莱屋シリーズ開幕!

売りは秘密厳守とスピード――あえて難路を選び単独で列島を横断する脚力、火急の金品を守り抜く状況判断力。修羅場をくぐった男たちを束ねる蓬莱屋には、そこを見込んでの注文が絶えない。時は風雲急を告げる幕末、行く手を阻む影に目を凝らしながら、峠を越える男たちの物語四話。シミタツ節は何故こうも新鮮なのか!



志水辰夫さんの小説を読むのは”みのたけの春”に続いてまだ2作目で、昔のものを読んだことは無いのだけれどやっぱりハードボイルドの人なんだなぁと納得。

この連作集の主人公達はやむにやまれずに、それでも自分の価値観にそって敢えて火中の栗を拾うような行動を取ってしまうわけだけどその姿がなんともカッコイイ。

ドライでいてウェットな物語と文体が時代小説の衣装にとても良く似合っていてなんとも言えない味わいを醸し出してくれる。


蓬莱屋シリーズというからには次も当然有るんだよね?

楽しみに待ってます。

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今作では津川だとか三川なんかの土地が登場して、ひょっとしたらMTBで遊んだあの道だろうか?

そんな身近な風景が頭に浮かんできてまた別のところで楽しかった♪

  

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志水辰夫 『つばくろ越え』 〜ハードボイルドな時代小説〜

「あおい君は、志水辰夫という作家を知っているかな?」 「う〜ん、名前は知っていますけど、実際に作品を読んだことはないですね。    確かハードボイルドの作家さんですよね?」 「うん、そうだね、代表作に『飢えて狼』や『行きずりの町』など。    ハードボイル

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  • 2013/12/12(木) 23:38:39

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