今野敏 『疑心 隠蔽操作3』

  • 2009/10/23(金) 22:35:00

2009.10.7




[要旨]
キャリアながら息子の不祥事で大森署署長に左遷された竜崎伸也。異例の任命で、米大統領訪日の方面警備本部長になった彼のもとに飛び込んできたのは、大統領専用機の到着する羽田空港でのテロ情報だ―。

[出版社商品紹介]
米大統領訪日の方面警備責任者を命じられた竜崎のもとに、羽田空港でのテロの情報が。あの『果断』に続くシリーズ第3弾。



シリーズ3作目にして早くもネタ切れかと。(笑)
ちょっとがっかり。

このシリーズはミステリー物としては全然大したことがなくて、主人公・竜崎が偏屈なまでの独自の信念をもって警察組織の中でどう行動し問題を解決していくのかが最大の魅力なわけだけど。

それがいくらなんでも部下に恋をして中坊のように戸惑い苦しみ業務に支障をきたす竜崎っていったいなんなのさ?

確かに前作あたりからちょっと天然っぽいキャラになってはいたけれど、しつこく書かれた”なんなんだ、この気持ちは!”
ってセリフを見かけるたびにいくら天然であってもあまりにもリアリティに欠けて萎える。

読んでるこっちの方が”なんなんだ、これは!?”って感じです。(苦笑)

しかも”私も学生時代はこれでも恋もしたし失恋もした”だなんて。
いかにもとってつけたようで苦し過ぎるし。

終盤まではずっとこの恋わずらいで話を引っ張るのでもういい加減にしてくんないか?
とうんざりしてしまった。

なんか竜崎物のパロディ物を読んでるようだった。

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しかしよくこんなんで編集者もGOサインを出したもんだな。

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