はちみつぱい 『センチメンタル通り』

  • 2007/08/20(月) 23:48:39



先週金曜日の夜は仕事を終えて久しぶりに中古CD屋に寄ってきた。
欲しいCDは見当たらず、じゃぁ『はっぴぃえんど』でもないかと『は』の列を探していたらこれがあった。(笑)
新潟の中古CD屋では先ずお目にかからないしケースの状態も良いようなので買ってしまった。
でも実は『ムーンライダース』は何枚か持っているもののあんまり相性が良くない。
ただ初期の『火の玉ボーイ』だけは聞いてみたいと思っていた。
『はちみつぱい』は『ムーンライダース』の前身バンドにあたるわけなのでこれでも初期は初期かと恐る恐る、そしてちょっとだけ期待を込めて聴いてみた。。。

アルバムの最初のリリースは1973年11月。
ライナー・ノーツには、『1970年代前半の東京ダウンタウンの色彩と香りをそのまま音の缶詰にした』とあるが、ジャケットの写真も含めて正にそんな感じのアルバム。
当時憧れて背伸びしても決して届くことのなかった少し年上の人達の青春の匂いが充満している。
昔熱心に見ていた『俺達の旅』なんかの青春ドラマを思い出してしまった。
初めて聴くアルバムなのに何故か懐かしさで胸が甘酸っぱくなった。(照れ)

音楽的には、『ザ・バンド』『バッファロー・スプリングフィールド』『グレイトフル・デッド』なんかの影響がありありで、というかこういう音楽を自分達の手でやりたかったんだろうな。
でもギクシャク感も無くちゃんと自分達なりに消化した音楽となっている。
当時の日本でここまでやれたのはスゴイ。
今聴いても(そんなに)古くさくなっていないしね。
確かに日本(日本語)のロックの初期の名盤だと思う。
また自分もその辺の音楽は大好きだったので全然違和感なく楽しんで聴くことが出来た。

個人的には渡辺勝の手がけた歌(歌詞・歌い方は一番時代を感じさせる(少し古くさい)んだけど)と鈴木博文が絡んだ歌が好きかな。
うーん、『ムーンライダース』というよりも鈴木慶一と相性が悪いのかな?(苦笑)

。。。というのは最初に聴いた時の感想。
2回目に聴いた時は正直かったるくなった。
だって、ミディアム/ミディアム・スローの曲ばっかなんだもん。(笑)
もう少しメリハリがあった方がワタシの好み。
まぁ、この時は早く寝なきゃなんて気が急いていたせいもあるんだろうけど。

でもキライじゃないな。
このアルバム。

【蛇足】
鈴木慶一のボーカル、歌い方も声も『ムーンライダース』とは全然違っていたので少しビックリした。
何故か曲の雰囲気も含めて花田裕之を思い出した。

ラスト2曲のボーナス・トラック。
すごくありがたいんだけど本来のラストの曲からもう少し曲間を空けて欲しいな。
このアルバムの様に本来のラストの歌でキレイに完結しているようなアルバムだと特に思ってしまう。
いやね、ボーナス・トラック自体はホントにありがたいんだけど。

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