東本昌平 『SS』

  • 2009/09/30(水) 23:10:00

2009.9.22




やりたかったことはなんだったっけ?
やり残したことは?
忘れ物は?

なんていう漠然とした想いがジリジリとした焦りとともに澱のように溜まり始めたのは40前後の頃からだったろうか。


物語の中盤で栗原が流す涙にはかなり沁みた。
答えをやっと見つけた山ちゃんの姿にも。

でも私にはこの物語の主人公達。
〜 ダイブツ、栗原、ブンブク 〜 がたまらなく羨ましく映る。

だってこれまでのんべんだらりと無駄に過ごしてきた自分には、彼らのような忘れ物さえも無いわけだから。(笑)


東本昌平さんのものをこうしてまともに読むのは初めてだったけど、深い味わいもあって予想以上に良かった。
雑誌に連載中のときは今ひとつ確信が持てなかったのだけど。(汗)


この作品は『イニシャルD』と同列で語られることも多いようだけど、それは東本さんに対してとても失礼なことだと思う。(苦笑)

自分にとってはなんとなく『裏20世紀少年』のよう思えて仕方が無い。
正直、『20世紀少年』よりもずっと面白かったけど。

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BGMは鈴木博文で決まりだな。

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この記事に対するコメント

この本好きでした

なんともシンミリしてしまうような感じが好きでした
夢・家庭・仕事・・・・・
考えさせられますねぇ

ただエンディングが思い出せない・・・orz

Re:この本好きでした

そうなんですよねぇ。
我々のような中高年(一緒にして良いですよね?w)にはかなり来ますよね〜。(苦笑)

>ただエンディングが思い出せない・・・orz
ラストは秘密です!(爆) 

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ウソです!良かったらお貸しししますよ〜♪

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