奥田英朗 『イン・ザ・プール』

  • 2007/08/17(金) 23:55:54

2007/8/12 読了

どこか捩れた精神科医と、そこを訪れるどこか歪んだ患者達の物語。
精神科医の捩れ具合がうまい具合に一回転するころ患者も快方に向かうというありがちと言えばありがちな展開。
でもシニカルたっぷりではあっても突き放さずに暖かい目線をもって描いていてくれるので後味もなかなか爽やかで良い。

個人的にはだんだんと素が出てくる(?)コンパニオンのオネーサンのお話が一番良かったかな。

しかし、この奥田英朗っていう人はこうしたどこか捩れた人を書くのが得意なのかな?
こないだ読んだ『サウスバウンド』もそうだったし。
でもこういうのはキライじゃない。っていうよりも大好きだ。
遅ればせながらファンになりました。
次は直木賞受賞の『空中ブランコ』だな。
(図書館)貸し出し中でないと良いけど。(苦笑)

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

空中ブランコ 奥田 英朗

人間不信のサーカス団員、尖端恐怖症のやくざ、ノーコン病のプロ野球選手。困り果てた...

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する