The Sad Cafe 〜 ジョン・ヒューズ監督を偲ぶ 〜

  • 2009/08/07(金) 22:45:00

アメリカの映画監督のジョン・ヒューズが亡くなられた。
享年59歳。

ジョン・ヒューズというと一般的には『ホーム・アローン』を始めとしたコメディが得意な監督さんっていうイメージが強いんだろうと思う。
本人ももともとコメディが撮りたかったっていうことだし。

私もこの人のコメディ物では『大災難P.T.A』(ひどい邦題!)はかなり好きだった。
スティーブ・マーティンと今は亡きジョン・キャンディの掛け合いが絶妙で大笑いさせらたものだった。

だけど私にとってジョン・ヒューズというとやっぱり思い浮かんでくるのは’80年代の一連の青春映画。

『プリティ・イン・ピンク』
『恋しくて』
『フェリスはある朝突然に』。。。


特に傑作や名作といった類ではないけれど、どの映画にも恋や進路といった若者特有の悩みがチャーミングに描かれていて瑞々しさに溢れた佳品ばかりだった。

そしてジョン・ヒューズは大林宣彦ばりに出演した若い女優を魅力的に見せるのも得意だった。
若き日のモリー・リングウォルドにメアリー・スチュアート・マスターソン。

特に『恋しくて』でのメアリー・スチュアート・マスターソンの可愛さといったらもう!
ラストに流れたプレスリーのカバー『好きにならずにいられない』ともども彼女の可愛さがずっと記憶に残っている。

ただ件の『ホーム・アローン』が大ヒットしてからはコメディばかりを撮るようになってしまってちょっと寂しくなってしまったけど、その頃は自分ももう30を過ぎていたしいまさら青春ものでも無いかという感じでそんな思いもいつしかどこかにいってしまった。

でもやっぱり、もう一度この人の撮った青春ものを見たかったな。
老境にさしかかってからだこその瑞々しくも味わい深い映画が撮れたんではないだろうか。


謹んでご冥福をお祈り致します。

合掌

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する