佐々木譲 『暴雪圏』

  • 2009/05/12(火) 23:59:59

2009.4.29





内容(「BOOK」データベースより)
最大瞬間風速32メートル。十勝平野が十年ぶりの超大型爆弾低気圧に覆われた日の午後、帯広近郊の小さな町・志茂別ではいくつかの悪意が蠢いていた。暴力団組長宅襲撃犯、不倫の清算を決意した人妻、冴えない人生の終着点で職場の金を持ち出すサラリーマン…。それぞれの事情を隠した逃亡者たちが辿りついたペンション・グリーンルーフで、恐怖の一夜の幕が開く。すべての交通が遮断された町に、警察官は川久保篤巡査部長のほかいない―。超弩級の警察小説。



佐々木譲さん。
相変わらずの好調さが随分と高いところで続いています♪


暴風雪でペンションに閉じ込められて犯人と恐怖の一夜を過ごすことになる人々。
そして事件解決のために一人で立ち向かわざるを得なくなる主人公の川久保巡査部長。

しみじみとした味わいを感じさせた短編連作集の前作『制服捜査』とはうって変わって、骨太な筆致と綿密なプロットでぐいぐいと読ませてくれました。
登場人物一人ひとりの描写も見事なものだからリアリティも充分。
そして読後の苦味を含んだ清々しさはやっぱり佐々木譲さんならでは。

でも主人公・川久保のすごい活躍?を期待していたのでちょっとだけ肩透かし気味だったかな。
ま、確かにこれ以上やったらリアルさが損なわれてしまってダイ・ダードになってしまうってのもあるんだけど。(苦笑)

そこだけがちょっと残念。

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図書館から予約の本が用意出来ましたとの連絡があったのは仕事のピークのとき。
1/3も読めないうちに返却&再予約。。。orz

おかげで読み上げるのに1ヶ月以上もかかってしまった。
でも読めて良かった。(笑)


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