ジョン・フルシアンテ 『ザ・エンピリアン』

  • 2009/02/05(木) 23:40:00

ジョン・フルシアンテ 『ザ・エンピリアン』




孤独な心情を吐露するかのようにかき鳴らされるなギター。
ドン、ドンッ!と太く生々しく鳴り響くドラムス。
9分にも及ぶ1曲目のインスト・ナンバーが素晴らしくかっこ良い!
そしてその余韻を引き摺ったままに寂寞感が漂う2曲目のジェフ・バックリーのカバー。

この最初の2曲で持って行かれました。
ロックを聴いてきて良かったなぁと久し振りに思ってしまった。


私にとってレッチリはこれまで守備の範囲外でジョン・フルシアンテについても聴いたことが無かった。
ただたまにラジオから耳にする彼のソロ・ナンバーにはちょっと惹かれるものがあったのでちゃんと聴いてみたいと思っていた。
それでこの新譜、どこを覗いてもみんな大絶賛だったのでほとんど衝動買いだった。

うん、これは当たりだったなぁ♪

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なんだけど3曲目以降になるとどうも。。。


ただ聞きかじっただけだけでしかないけど、フルシアンテのこれまでの歩みを思うとあまりにも痛ましく感じられる彼の精神世界を綴ったような歌詞。
ちょっと弱いかなとも思うけどヴォーカルだって悪くはない。
ロックの文脈から外れる空間を生かしたサウンドのミックスだって良いと思う。

だけどかれこれもう2週間近く毎晩のように聴いているんだけど。
聴き込めば聴き込むだけメロディやアレンジ(サウンドのミックスでは無い)が、昔からのアメリカン・ハード・ロック(死語)の文法に添ったありふれて仰々しいものに聴こえてしまう。
特に”ゴッド”や”ヘブン”はそんな匂いが強くて、アルバムを通して聴いているとどうしてもこの辺りで寝落ちしちゃう。(苦笑)

これはもう純粋に自分の好みに合うかどうかだけなんだろうなぁ。
もちろん力作だとは思うけど。

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ザ・エンピリアン!?
やっぱジ・エンピリアンだよなぁ?
いつも手持ちの国内盤のタイトルをそのまま表記するんだけど、今回だけはさすがにちょっと恥ずかしかった。(苦笑)

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