タナダユキ監督 『百万円と苦虫女』

  • 2009/02/02(月) 22:30:00




主人公・鈴子の孤独な心象風景。
その孤独で頑な心が旅先で出会う人々との交流でだんだんとほぐれて成長していく様子が、奇麗事だけでない適度な緊張感と温もりで描かれていてとても良かった。

そして苦みは残るけど清々しさを感じさせるラストと、エンディング・ロールで流れる原田郁子の主題歌が静かで素晴らしい余韻を残してくれました。
 ※普段はクラムボンや原田郁子ってどうにも苦手なんだけど。(苦笑)

また森山未来君を始めとして主人公・鈴子をとりまく役者さん達がみんな好演で、中でもピエール瀧の朴訥とした農家の長男のはまり具合が絶妙でした。

でもそんな中にあっても蒼井優さんの存在感は際立ってました。
結構難しい役どころだと思うんだけど、主人公・鈴子の心の成長過程を全く自然に演じてました。
決してキレイでは無いけれどとても可愛い女優さんですよね。
観ていてほっとする顔立ちがなんとも魅力的です。(照れ)


しかしこの映画って特に男性側の立場からすると、実はかなり苦い終わり方をしていると思うんだけど。。。

この毅然とした苦さってやっぱり女性監督ならではのものだろうなんだろうなぁ。
こういう苦さって嫌いじゃないんで良いんだけど。(苦笑)

遅まきながらタナダユキ監督に要注目です♪

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