三山のぼる 『カンブリアン』

  • 2008/08/21(木) 23:00:00

三山のぼる 『カンブリアン』



2008.08.15

ホントはまだちゃんと通して読んだことが無かった『メフィスト』を読みたかった。
でも、そうそう都合良く手に入る筈もなく。
古本屋で手頃に手に入れられるこれを選びました。
この根性無しめ!(苦笑)

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通低に流れる暗い情念はいつもの三山のぼるさんそのもの。
そんな暗い情念が立ち登る中で繰り広げられるエロティック・ハード・バイオレンス?
それを圧倒的な画力でもって書上げるているものだから、もう最初から最後まで飽きさせない納得の仕上がりでした。
なんと言っても登場する女性達の色っぽさには。。。もうね。
ハイ、素晴らしいの一言です!(恥)

でも、何か物足りなさが残ります。
これって本当に書きたかったものなんだろうか?

雑誌に連載当時(もう10年近くも経つんだ!?)も面白いとは思いつつも、これ三山のぼるさんで無くても良いよなぁ?と感じてました。
もちろん三山のぼるさんだからこそ、エロマンガよりもエロく(苦笑)、そして当然のように読み物として成立しているわけなんですけど。


ただ『メフィスト』で燃え尽きてしまったのか、以降は本当に書きたいものが見つけられずにずっと試行錯誤を続けていたように感じます。
この人の力をもってすれば、もっとすごい作品をものに出来たろうにと少し残念な気持ちも募ります。

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