堤幸彦監督 『自虐の詩』

  • 2008/03/17(月) 23:25:23




原作のファンとしては、映画化が決まったときはこれをどう映画にすんの?と。
しかも主演が中谷美紀で監督が堤幸彦って。。。
多分観ることは無いだろうと思ってました。(苦笑)
でも、それなりの評判のようなので観てみることにしました。

映画はギャグとシリアスの部分を切り捨て選択と交通整理をして、原作の世界観をうまく表現してたんじゃないでしょうか?
特別ガッカリすることも無く面白く観ることが出来ました。
やっぱり幸江と熊本さんの再会シーンはジーンとしてしまいましたね。

まぁ実写版の落としどころとしてはこれしかないのかなって感じがします。
でも逆にこれが映画化の限界なんだろうなぁとも思います。
’幸や不幸はもういい’ってラスト。
あれが今ひとつ響いて来なかった。
あっ、でも全体悪くはないです。

それにしてもラーメン屋の主人と隣のオバチャン。
原作よりも良い味だしてました。
特にラーメン屋の主人を演じた遠藤憲一さん。
バツグンの哀愁!(笑)

中学時代の熊本さんもよく頑張ってました。
もっとスゴクても良かったけど。
ま、実写ではこれ以上無理か。(苦笑)

主演の中谷美紀さんも付けボクロ&ソバカスをして頑張ってはいましたが、みんなが指摘するようにやっぱりキレイ過ぎですね。
薄幸そうな感じがリアルじゃないもんね。

じゃ、誰が良いんだろうと。。。
う〜ん、室井滋さんがあと10歳若かったらねなんて。

監督の堤幸彦さんは、ケイゾクの映画版とかの無残な印象が強かったんですが、’映画監督として’も随分こなれたんですね。
これなら『20世紀少年』も期待出来る?
ま、そこそこ満足のいく出来上がりにはなるんでしょうね。(毒)

でもなぁ、主役のケンジが唐沢寿明って。。。
全然ロックじゃないよ。
こっちの原作にはそんなに想い入れは無いけど、ホントに原作読んでます?って感じです。
いっそのこと後半はエンケン本人にやってもらったら良いんじゃないかなんて。(苦笑)

あ〜あ、また横道にそれちゃった。
 
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まだ原作を読んでなくて、この映画が面白かったって人は是非原作も読んで欲しいですね。
ジェットコースターのような大河ドラマが待ってます。
そして上巻がどんなにつまんなくても読み飛ばさない!
これが肝心です。(笑)

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