石井隆監督 『人が人を愛することのどうしようもなさ』

  • 2008/01/08(火) 23:50:22



石井隆監督の久々の一般映画(SM物でないという意味で)だったので、そうとう期待して観始めました。

感想としては、もっともっともっと名美と村木のどうしようもなくも切ないメロドラマを味わいたかった!とういうことに尽きます。
裸や絡みのシーンを削ぎ落として名美と村木(今回は岡野か)の二人に焦点を置いたドラマにして欲しかった。
この裸や絡みのオンパレードが、石井隆監督本人の意向なのかプロデューサー側のものなのか分かりませんが。
確かにこれはこれで劇画時代の石井隆の世界は濃厚なんですけどね。
ヘア丸出しで名美が横たわるポーズなんかは劇画そのまんまだし。
でも途中で少し眠たくなってしまった。

主演の喜多嶋舞さんは文字通りの体を張った演技でしたが、裸以外に何かを魅せてくれることは無かった。
経産婦そのものの裸体はそれなりに生々しいものがありましたが。
ただ裸なら競演の美景(みかげ)さんの圧勝でしたね。(苦笑)
この映画、竹中直人さんの存在感だけが救いでした。

  ・
  ・
  ・

しかし’名美’と言えばやはり速水典子さんと余貴美子さんを忘れることが出来ない。
本当にこの二人は切ないほどに’名美’そのものだったから。
この二人を超える名美と村木の物語を求めて止みません。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する