『シャーロック・ホームズ』 ガイ・リッチー監督

  • 2012/03/23(金) 21:00:00




なんでいまどきホームズ?

と全く興味が無かったんですが続編のTVスポットをちらっと見たら思ってたのと全然違う!?

なんか面白そうということでチェックしてみたら監督はあのガイ・リッチー。

この人、マドンナに食われる前(笑)の第1作目と2作目は大好きだった。

だから大きく外れることはないだろうと観ることにしたんですが予想に違わず面白かった!


先ずは野性味たっぷりのホームズとワトソンのキャラが新鮮。

そしてジェットコースターのようなアクション・シーンが満載で、あの独特のスピード感に溢れるストップ・モーションも健在で酔わせてくれました。

またもう一つの主役たる19世紀のイギリスの風景もSFXというかCGが大量投入で安っぽいといえば安っぽいけれどよく雰囲気や空気感を再現していたと思う。


なんでも原作のイメージに近づけたということだけど、随所に現代的な解釈も織り込んでいて登場人物はみな現代人と変わることがない。

これなら今の時代に映画化するのもありですね。

続編もかなり期待です♪


  ・


しかし日本はなんで『愛と誠』?

しかも誠が妻夫木君って!?



お金の無駄遣いです。

恩蔵 茂 『FM雑誌と僕らの80年代--『FMステーション』青春記』

  • 2012/03/21(水) 23:15:00

2012.3.8





内容紹介
パソコンもケータイも持っていなかったあのころ、FM雑誌片手に“エアチェック”に熱中していたすべての音楽ファンに捧ぐ。『FMステーション』元編集長の音楽まみれ80年代奮闘記!



高校生の時分は確かにこんなFM雑誌をよく買っていた。

もちろん”エアチェック”の番組チェックのために。

続きを読む

ローリング・ストーンズ 『エモショナル・レスキュー』 SHM盤

  • 2012/03/15(木) 21:00:00




ストーンズで初めて原体験したアルバムは『サム・ガールズ』だった。


それから2年。


その間に'70年代のアルバムの全てと'60年代の代表的なアルバムはあらかた所有してしまった。

だからストーンズで待ち焦がれて買った初めてのアルバムがこの『エモーショナル・レスキュー』だった。


期待に胸を膨らませてレコードに針を落とした時のことは今でもよく覚えている。


果たして聞こえてきたサウンドは夢中になった『サム・ガールズ』の延長線上にあった。


オープニング・ナンバーは”ミス・ユー”をもっとファンクっぽくしたような”ダンス”。
というよりも今となっては後の”アンダーカバー”の原点のように聞こえる。

そして大好きな”ライズ”タイプのロックン・ロールの”サマー・ロマンス”や”レット・ミー・ゴー”。

ミックが初めてファルセットにトライしたダブ・ファンクっぽいタイトル・ナンバーの”エモショナル・レスキュー”。

ストーンズ流のレゲエがさく裂する”センド・イット・トゥ・ミー”。


どれもこれもがストーンズ印のついたナンバーばかり。


今でも口ずさめてしまう。(笑)


ということは当時はそれなり聴きこんでいたはずだ。


もちろんがっかりしたわけでは無かった。


でものめり込んで聴くまでには至らなかった。


それぞれのナンバーは良くてもアルバム全体としては散漫でどこか集中力が欠けていた。


でもそうであっても不思議なことに『エモーショナル・レスキュー』にはまだねじふせられてしまうようなパワーを持っていた。

このアルバム以降はそんなパワーも段々と硬直化して減衰していったように思う。

個人的にはこれがストーンズ特有の輝きをもった最後のアルバムだった。


だからもう一回、CDで聴き直してみたかった。



でも久しぶりに聴いてもそんな印象は変わらなかった。

もうちょっと違うものを感じられればと思ったんだけどな。(苦笑)

『ゴーストライター』 ロマン・ポランスキー監督

  • 2012/03/14(水) 21:00:00




即物的にショックを煽るような演出は皆無。

だけどまるで自分が異邦人になったかのような違和感とジワジワと広がってくる不安感が本当にサスペンスフル。


『ローズマリーの赤ちゃん』や『チャイナタウン』、そして『フランティック』に連なる系譜。


久しぶりに酩酊です♪


なにせ正直なところ評価も高くアカデミー賞まで獲ってしまった『戦場のピアニスト』はあんまり面白いとは思えなかった。(汗)

ポランスキーももう寄る年波に勝てないのかなぁなんて思っていたので余計に嬉しかった。



しかしポランスキーももう80近いんですね。


あと何本こんな映画を撮ってもらえるのかなぁ・・・

『大鹿村騒動記』 阪本順治監督

  • 2012/03/12(月) 21:00:00




桃源郷のような大鹿村の風景。

笑いからにじんでくるペーソス。

素晴らしい役者さんたち。

日本の喜劇ってやっぱりしっくりきます。


決して後世に残る傑作だとかって類の映画ではないけれど愛すべき小品でした。


芳雄さん、お疲れ様でした。

リトル・フィート 『セイリン・シューズ』

  • 2012/03/09(金) 21:00:00





ローウェル・ジョージの”リーダー・バンド”としてのリトル・フィートの絶頂期は『アメイジング!』の頃だろうと思う。

でもバンドとして最初の完成を迎えたのはこのセカンド・アルバムだった。



その『セイリン・シューズ』の幕開けは『イージー・トゥ・スリップ』。

上へ上へと登りつめていくようなロックン・ロール。
ストーンズの”ストリート・ファイティング・マン”を思わせるようなナンバーだけどもっと軽快でポップで大好きなナンバーだ。

それにバンドの強力な演奏力を見せつけるようなブルーズ・ロックの”コ−ルド・コールド・コールド”や”アポカリプス・ブルース”にこれも強烈なブギの”トライプ・フェイス・ブギー”

ローウェルの一筆書きのようなスライド・ギターも大活躍で嬉しい♪

他にもサード・アルバム以降では聴かれなくなったランディ・ニューマンやバン・ダイクにも通じて郷愁を誘うような”トラブル”にタイトルナンバー”セイリン・シューズ”。


そして極め付けが名曲の”ウィリン”。


この『セイリン・シューズ』にはいろんなタイプのナンバーが収録されているけど、やはりどれをとってもリトル・フィートとしか言いようのないナンバーばかり。

もちろんこのアルバムの後はメンバーを強化して、サウンドは南下を続けてエグミを増して傑作『ディキシー・チキン』や『ラスト・レコード・アルバム』が生まれるわけだけど。

だけどこの頃のまだ西海岸のバンドの香りが残るロックン・ロールも素晴らしい魅力がある。



ということを30数年振りかで聴いて再認識した次第です。(汗)


  ・


このアルバムをよく聴いていたのは32年前の2月の中旬も過ぎた頃。

雪は峠を越えたけど路肩にたまった雪が融けてきて道は茶色くぐしゃぐしゃになっていた。

冬の季節で唯一きらいな風景です。

スタンドの仕事を終えた帰りのバスの中からそんな風景をうんざりしながら眺めていたことがなぜか今でも記憶に残っている。

春もそしていろんなことがまだ遠かった。

その時にウォークマンで聴いていたのがこの『セイリン・シューズ』だった。

そんな暗くうんざりした印象が刷り込まれてしまって今まであんまり聴く気になれなかった。



だけどそれもやっと雪融けです。(苦笑)


牧野良幸 『僕の音盤青春記 Part2 1976~1981』

  • 2012/03/08(木) 21:00:00

2012.2.19




内容紹介
グッド・ミュージックが織りなす青春の記録、アゲイン! ちょっとトホホな青春と、それを時にかっこよく時にやさしく彩るグッド・ミュージックの数々。「CDジャーナル」で好評連載中の人気イラストレーター、牧野良幸のコミック & エッセイ『僕の音盤青春記』。好評を得て、待望のムック第2弾の登場です! ロック少年だった牧野良幸が、大学、そして社会人になって出会った音盤の数々を、ちょっぴり情けない、でも笑えて泣けるエピソードとともに“超私的”な視点で描くイラスト・エッセイ。連載時はモノクロだったイラストは全面的にカラーで書き直され、文章も大幅加筆。連載時のファンも必携の内容です。 全話読み切りなので前作を読んでいない方も楽しめます!



前作は作者の中学から高校卒業までを描いていたのだが、まるで自分のことを読んでいるようだった。(笑)


何の取り柄もない地味な聞くだけロック少年。

レコード(音楽)に一番熱中しそして大切にしていた時代。

紹介されたレコードも自分もよく聴いていたものも多かった。


読んでいると自分の中学/高校の頃の記憶が鮮やかに蘇ってきた。



その待ちに待っていた続編。

ようやく図書館がリクエストに応えてくれました♪(笑)


今度は大学入学から卒業。
そして卒業後のニート?な1年間と新たな旅立ちまでを描いている。


ただ自分は大学に行っていない。
だから今回はあんまり自分の記憶が重なるところが無い。

なので下宿生活で描かれる4畳半でトイレは共同なんて貧乏な一人暮らし(当時は普通)に懐かしさは感じない。

そして紹介された音盤自体も今回は自分の趣味とは違うものが多かった。


そんなわけで前作ほどの懐かしさを伴った感動はなかった。

というかそんな大学生活を自分も送りたかったんだよなぁ・・・なんて。(苦笑)



ただ、作者が大学を卒業しても自分の進路がなかなか見いだせずもんもんとしていた時代。

そして藁にもすがるような思いで手にした情報誌でつかんだ将来の糸口。


私も18歳の頃はどうしたらいいのかわからず先が見えずにもんもんとしていた。

そしてスタンドからの帰りにふと見上げたバスの中の広告がヒントになって同じように救われたことも。

その一年後、ジョンの亡くなった日の衝撃と悲しみ。

不安と焦燥感の日々。


物語が終わる’81年は私もまたようやく新たなスタートラインに立った年だった。


後半の一年はやっぱり重なってました。(苦笑)



でも先が見えすぎてしまった今から思うと、先の見えなかったあの頃はなんて素敵だったんだろうとも思う。(笑)

なんにでもなろうと思えばなれたかもしれない。

でも本気でなにかになろうとしなかった。


そこが作者の牧野さんとは決定的に違っていたんだよなぁ・・・

読み終えてそんなことをぼんやりと考えてしまった。


  ・


音楽って聴いていた頃の記憶を呼び起こしてくれるある意味タイム・マシンのような存在だ。


ずっと好きで良かったと思う。

新潟島でワークアウト

  • 2012/03/04(日) 20:00:00

雪もようやく無くなってきたようだったので今日はGARMIN/405CXをつけて初めて新潟島を走ってきた。





新潟島を走るのは一ヵ月半振り。

GARMIN/405CXを手に入れてからここを走るのをずっと楽しみにしてたのにあれから大雪の新潟。

ホントに恨めしかった。(笑)


それでも昨日と先週は何とか屋外を走りたいと雪が融けかけた自宅近くの工業団地内を走ったりしていたのだが、そこはやっぱり工業団地。

もちろん体育館を走っているよりはずっと気持は良いのだが景色が良いわけでもなく走っていて決して楽しい所ではない。

というわけでやっと念願が叶った♪


しかも今日は青空が広がる本当に良い天気。





雪は所々に残っているものの走る分には全然問題無し。

もちろん気温はさほど上がらずにまだまだ寒かったけど冷たい空気が逆に心地良いくらい。

なんとなく春の気配も感じられて良い感じでした。

走っていて久しぶりに爽快でした♪






とはいえそんな爽快な気分とは裏腹に体調的には調子が上がらず今日はキツかった。。。orz


新潟島をコンスタントに5分/kmペースで走れる日は来るんだろうか?(苦笑)


でもまぁ久しぶりに気分良く走れたので良しとします。


といつまでも自分に甘いオッサンです。(笑)


ザ・ビートルズ 『1967年~1970年』 リマスター盤

  • 2012/03/01(木) 23:30:00





そうだったんだ・・・


青盤は”発売順”に”ストロベリー・フィールズ・・・”から始まってたんだね。


”ストロベリー・フィールズ・・・”がアルバム『サージェント・ペッパーズ・・・』の前にしかもシングルとして発売されたってことを初めて知った。

自分は『サージェント・ペッパーズ・・・』の”後に”『マジカル・ミステリー・ツアー』で聴いたのが初めてだったので順序はずっと逆だと思い込んでいた。(汗)

発売当時は『リボルバー』も発売済みで”トゥモロー・ネバ−・ノーズ”を聴いていたとしてもこの”ストロベリー・フィールズ”を原体験した人はきっとぶっ飛んだことだろうね。


なんだ、これっ!?


ってわけわかんなかったろう。(苦笑)

しかもよく語られることだけどビートルズ達が意識して変わり始めた『ヘルプ!』からたったの2年しか経っていない。

この成長の速度というか成熟のスピードにはまったく恐れいるほかはない。


それにして”ヘルプ!”と”ストロベリー・フィールズ・・・”。


どちらも大好きなナンバーだけどとても同じバンドのナンバーだとは思えない。(笑)

このもの凄さを50を越えてやっと実感した次第です。


というわけでこちらの青盤は『サージェント・ペッパーズ・・・』以降の名曲がズラリ。

サウンドだって赤盤が良かったんだから悪いわけがない。

満足度はかなり高かった。


でも印象としては赤盤のインパクトの方が強かった。

それはレコードでもまともに聴いたことが無かった(録音が古臭くて聴く気になれなかった)ナンバーの数々がキラキラと光り輝いていたからだ。

もちろんリマスターの成果でもあるだろうし、今でもビートルズは中期以降の方が好きなことに変わりがない。

それでも初期のナンバーがストレートで瑞々しい魅力に溢れていたことを50年近くも経つのに気付かしてくれたことに感謝したい。


  ・
  ・
  ・


青盤ももろん良かったんだよ!(笑)