坂本慎太郎 『幻とのつきあい方』

  • 2011/12/28(水) 21:00:00




このアルバムの虜になって気がついたらもう一ヶ月ほども経ってしまった。

おかげでいまだに初回限定のインストのディスクを聴けてない。(汗)


サウンド的には'70年代のソウルをベースにした『空洞です』の延長線上にある。

でもいびつな感触は残っているもののあの突き詰めた感じは無くなって随分とメローに聴こえる。


そして、これからは何にでもなれるかもしれない。

でも今はまだ何ものにもなりたくない。

不安も滲んでくるけれど今はまだ宙ぶらりんの解放感に浸っていたい。


そんな”気分”が漂っている。


それがひたすら心地が好い。


このアルバムを同時代の空気を吸ってリアルタイムで聴けるのは本当に幸せだ。

三浦しをん 『風が強く吹いている』

  • 2011/12/23(金) 21:00:00

2011.12.12





内容(「BOOK」データベースより)

箱根の山は蜃気楼ではない。襷をつないで上っていける、俺たちなら。才能に恵まれ、走ることを愛しながら走ることから見放されかけていた清瀬灰二と蔵原走。奇跡のような出会いから、二人は無謀にも陸上とかけ離れていた者と箱根駅伝に挑む。たった十人で。それぞれの「頂点」をめざして…。長距離を走る(=生きる)ために必要な真の「強さ」を謳いあげた書下ろし1200枚!超ストレートな青春小説。最強の直木賞受賞第一作。



こんな小説が在ることすら知らなかったのだがランニング関係の雑誌で推薦されていたので読んでみることにした。

自分がランニングを始めていなかったら読もうなんて絶対に思わなかっただろう。

私もなかなか分かりやすい人間だ。(苦笑)


とはいえよくありがちな泣けるスポ根ものだとイヤだな〜・・・


なんて思いながら読み始めたのだがこれはよくできた青春小説だった♪


ただお話にはちょっと無理がある。

だって素人集団が僅か半年で箱根の予選会を突破するとか一年足らずで3分/kmペースで20km走れるようになるとかね。

ちなみに私は一年で5分/kmペースで15kmがやっとだった。(恥)

彼らも若いとはいえまず無理だろう!?(笑)


でもこのままだまされていたいと思わせる心地好さがあった。


それは肝心の”走る”ことについての描写に嘘が感じられないからだ。


楽しさ。

気持ち良さ。

スピードへの畏怖。

レースの興奮。

その先へ、もっと遠くへ・・・


読んでいると自分も無性に走りだしたくなってしまう。

そこに青春の甘酸っぱさまでまぶしてあるのだから堪らない。(笑)


終盤のレースの結果には思わず声を上げてしまっていた。

そして気が付いたら目から汗が。


オッサン、いいようにやられてました。(爆)


こんな気持の良い青春小説ってなかなか無いです♪

ローリング・ストーンズ 『ラブ・ユー・ライブ』 SHM盤

  • 2011/12/21(水) 22:00:00

久しぶりに聴きたいと思っていたら運よく廉価盤の発売が重なったのでCDを買い足した。





初めて買ったストーンズのアルバムがこれだった。

レコードの発売が”77年なので高2の今頃の時分だったろうか。

当時は”感激!偉大なるライヴ”なんて実に大げさな邦題が付いていた。(苦笑)

でも確かに素晴らしいアルバムでストーンズのライヴ・アルバムではこのアルバムが今でも一番好きだ。



えっと



シャイン・ア・ライトは聴いてませんが。(汗)


  ・


先ずはパーカッションが鳴り響く”庶民のファンファーレ”から始まり”ホンキー・トンク・ウィメン”のあの特徴的なリフが聴こえてくるのだけど、そのあまりのカッコ良さにもうノック・アウト!


そしてラストの”悪魔を憐れむ歌”まで疾走し続けるストーンズ。


カッケ〜♪


って、何回つぶやいてしまったことか。(苦笑)


ヒット曲満載の他のサイドと比べてちょっと古臭く地味に感じて当時は飛ばして聴いていた所謂”エルモカンボ・サイド”。

LPでいうと2枚目のA面。

”マニッシュ・ボーイ”に”アラウンド・ザ・アラウンド”。

今聴くとやっぱりカッケ〜!かった。(笑)


ストーンズのプレイはよく”ラフでルーズ”なんて言われるけど、確かにラフかもしれないけれどルーズなんて思ったことはあんまりない。

特にロン・ウッドが加入した’70年代の中盤以降から『スティル・ライフ』辺りまではリズムの柔軟性やコンビネーションは最高だった思う。

そんな鉄壁のコンビネーションでストーンズの代表曲を次々にたたみ込まれて悪い筈がない。


スプリングスティーンじゃないが”ロックン・ロぉ〜〜〜ル!”ってつい叫びたくなってしまうのだ♪



伝統芸能化する前のストーンズ。


やっぱり最高です。

Happy Wedding

  • 2011/12/18(日) 22:30:00

昨日は義理の従姉妹の結婚式に家族3人ともども呼んでもらって参列してきました。





彼女に初めてあったのはもう20年も前のことでまだ小学校に上がったばかりの頃だった。

小っちゃくて可愛いらしい女の子だった。

それが今では立派なお嫁さん。



私も年を取るわけだとちょっとシミジミ。

おかげで今回は少しでも気を抜くとウルっときてしまいそうになって厳しかった。(苦笑)

でも良い結婚式でした。


そして披露宴が終わってからは月岡で二次会。

久しぶりにゆっくりと温泉にも浸かれて楽しい時を過ごせました♪



新郎新婦のお二人。

何はともあれおめでとう。


そして末永くお幸せに!

iPOD nano 6G

  • 2011/12/16(金) 22:00:00

やっぱりやっちまいました。(苦笑)

他にもっと優先度の高い物がワンサカ有るというのに大バカ者です。





日立がちゃんと対応してくれていれば
とも思うんですが常日頃から我慢に我慢を重ねているので、いったん火が付いちゃうともうダメみたいです。(爆)



ということでちょっとだけ使ってみた感想。

○クリックホールが無いと思っていた以上にランニングには不便だった。。。orz
 
 しかもこの時期のランニングには手袋が必須なのにそのままだと曲のスキップもままならない・・・

○音質は日立のHMP-X934の方が好みかも。。。orz

 ちなみにCDの取込は

   HMP-X934はWMA/128k。

   iPODはMP3/192k。
  
 ビットレ−トも上げてるのになぁ・・・


○iTUNES 重い&面倒くさい。。。orz



と orz  三連発。(苦笑)




早くも持て余しそうな悪感。(涙)





でも金欠のオッサンがやっとの思いでポチったんだもの無駄には出来ません!


使ってきます。


ぼちぼちと。




はぁ。。。orz

イーグルス 『イーグルス・ライヴ』

  • 2011/12/14(水) 23:00:00




高鳴る心、素敵な予感。

青春の日と夢と愛と思い入れでいっぱいの15曲よ、今一度みずみずしく輝け!



  ・


帯にはこう書いてある。

こっぱずかしいけどまんまそんな気分です。(苦笑)

イーグルスっていうといまだに何か甘酸っぱいものがこみあげてくる。


まぁ、こみあげてくるうちがまだ花なんだろう。

もちろん2000年以降のイーグルスにはなんの思い入れもないです。(笑)

残念なだけです。


 ・


このアルバムを初めて聴いたのは発売直後の’80年の12月。

19歳の終わりの頃。

例によって当時勤めていたスタンドをサボって聴いていた。(苦笑)

前作の『ロング・ラン』から一年余り。

『ロング・ラン』が3年近くも待たされたことを考えるとライヴ盤ではあったけど思いもかけなかった新作アルバムだった。

ただ評判は手放しで良かったものではなかった記憶がある。

満点が100点とするとせいぜい70〜80点くらいの評価だったような気がする。

確かに『ロング・ラン』もちょっとアレだったんで少し不安な面持ちで聴き始めた。(笑)



ところが自分としては大満足のアルバムだった♪

なんで評論家の連中がけなすのか分からなかった。

不満はジョー・ウォルシュのソロ作が2曲も収録されていたこと。

もっとイーグルスのナンバーが聴きたかった。

それでも大好きな”ならず者”や”時は流れて”を初めとして主だったナンバーは聴けたのでやはり満足感の方が勝っていた。



ただどうしてか聴き終ったときにふと寂寞感に襲われた。

何かが終わった。

そんな気がした。

イーグルスも終わっちゃうんだろうなと思った。


だからしばらくして解散したのを知ったときはやっぱりなぁって思ったものだった。


これ、ホントです。

記憶を作ってるわけじゃないです。(苦笑)

多分、そんな思いに襲われた人はいっぱいいただろうと思います。



今回、久しぶりに聴いたけどやっぱりあの寂しさに襲われた。


イーグルスからの最後の贈り物。



これからも時々は思い出したように聴きたくなるんだろう。

初冬の山小屋ミーティング@2011

  • 2011/12/11(日) 20:00:00

この週末はいつものアラ・フィー親父と3人で角神のコテージでミーティングしてきました。





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帰ってきたHMP-X934

  • 2011/12/08(木) 22:00:00

イヤホン・ジャックの不調でメーカーに対応をお願いしていたMP3プレーヤー(HMP-X934)が送ってから5日で戻ってきた。


思っていたよりも随分早かった。

やるじゃない、日立♪


とホクホク顔で封を開けたらこんな文書が同封されていた。



症状が再現しませんでした。


再現したらまた送ってください。





ハ???



イヤホン・ジャックとプラグの接触不良でイヤホンを普通に差し込んだだけだとまとも音が聞こえてこないでしょ。

何をどうしたら再現しないなんてことが起きるんだ、アン!?




まだ面倒が続くのかと、少しうんざりしながら症状を確認した。



ん?



直ってる!?









コレ、絶対に何か手を加えてるって!


じゃ、なんでこんな文書が・・・





と想像するに”再現したらまた送ってくれ”ってことは根本的な対応をやっていないってこと?


ということは接点復活剤でも使ったんだろうか??



ちゃんとした対応をお願いしたかった。


なんかですねぇ、こういうのってがっかりです。



日立リビングサプライさん!!




ま、あくまでも想像ですけどね。



想像!





青山陽一 『Blues For Tomato』 

  • 2011/12/07(水) 22:00:00




青山陽一のことは私とほぼ同世代だろうということくらいしか知らない。


でもこの人ってきっとこれまで私が聴いてきたのと同じような音楽が好きだったんだろうなぁと思ってしまった。(笑)


そんな分けで昔まだ私が若い頃にこれを日本語で聴いてみたいなぁと願っていたようなナンバーが満載のギター・ロック・アルバムだった。


そして充分にポップ♪


ただ全体がちょっとあっさり気味で薄いかなぁと。

趣味が良い音楽だけどもうちょっと血沸き肉踊る感じが欲しいと思う。

良いんだけど。


でもそれもこの人の持ち味なんだろうね。


 ・


ラスト、ボーナス・トラックの『Can’t Find My Way Home』

良いです♪

私も大好きだった。

今でも聴いてます!

ってCDはこの2ヶ月ほど前に買ったばっかりだ。(笑)




『毎日かあさん』 小林聖太郎監督

  • 2011/12/06(火) 22:00:00




西原理恵子に独特の毒はあんまり感じなかった。

原作のマンガは読んだことはないが多分原作もそうなんだろう。


その代りにというべきかひどく痛かった。


壊したくないものが壊れていく。

直りかけたと思ったものが壊れていく。


時々おとさんでいれたことの幸せ。

そして毎日かあさんでいれることの救い。


傷口にズブズブと沁みこんできた。


痛いけれどかなり効きました。



私もおとさんでいれることを噛みしめるべきなんでしょうがやっぱり晩酌は欠かせません。

依存症予備軍です。(大汗)


  ・
  ・
  ・


それにしても旦那と対峙するときの小泉今日子のあの感情を抑えた表情。

どこかでというか近くでよく見ます。


全国共通なんすかね。



実はあの表情が一番痛かったりして。(苦笑)


男はソレを我慢できない 2

  • 2011/12/03(土) 17:00:00

ジョギングと音楽。

見慣れた街中の風景も音楽を通してみると新鮮に見えてくるし、体育館のランニングコースを何十周も周回するような時も気を紛らわしてくれる。

苦しさを和らげて楽しいときはより楽しい気分にしてくれる。

ジョギングに音楽は欠かせない存在だ。


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志水 辰夫 『待ち伏せ街道』

  • 2011/12/02(金) 22:00:00

2011.11.8





内容(「BOOK」データベースより)
さる藩の江戸留守居役の奥方を西国へ逃がしてほしい―。ご法度を承知で危険極まる注文を引き受けた仙造。しかし待ち受ける伏兵をかわしながら隘路を進むうち、彼女はしだいに本性を現わし始めた…。遠国の脇道をも知り尽した通し飛脚。膂力と覚悟は人一倍ながら、活路の見えぬ時はある―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)



蓬莱屋シリーズの第3弾。

今作では3つの短編が収録されていた。

もちろん主人公のキャラは三者三様。

でも”通し飛脚”としてのプロフェッショナル振りは変わらない。

意地とプライドをかけて送り届けようとする過程がまたミステリー仕立てになっていて、いつものようにページをめくる手が止まらない。


やっぱりこのシリーズは面白い。

まだまだ息切れしそうにない。


次作も楽しみだ♪