『ちょんまげぷりん』 中村義洋監督

  • 2011/03/01(火) 23:30:00

  



ちょんまげぷりん!?

いくらジャニーズ好きの私でも最初は全然観る気がしなかった。(苦笑)

ところが監督はあの中村義洋。

少なくとも損をすることはないだろうと思って観ることにしたのだが、損をするどころか中村監督作では『アヒルと鴨のコインロッカー』の次に好きな作品となった♪


物語は江戸時代の侍が現代の東京にタイム・スリップすることで始まるのだが、そこに特別に大仰な仕掛けがあるわけでなかった。

侍は既にタイム・スリップしてそこにいた。
街に飲み込まれ途方にくれて切迫した気配を漂わせてただそこにいた。

それがとてもリアルですんなりとこの映画の世界に入っていけた。


そしてタイム・スリップしてきた若い侍は日本人がとうに無くしてしまったものを当たり前のものとしてもっていた。

奥ゆかしさ。
他人や物への感謝。
働き自立出来ることへの感謝。

それが郷愁を誘って切なくなってしまう。


また子役の鈴木福ちゃんがまた良い感じで郷愁を煽ってくれるのだ。

顔自体は鴻上尚史をそのまま子供にしたような感じで全然可愛くないのだが(殴っ!)、本当に子供らしい泣き方をするのでこちらもついもらい泣きしてしまうのだ。(苦笑)


心地よく笑わせて最後は心に確かなものを残してくれた。

ハートフル・コメディの良作だった。


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一部の心無い連中からは足の裏などとひどい言われ方をされている錦戸君だけど(笑)、個人的にはミック・ジャガーに似てかっこいいと思うのだが?

役者としては『一リットルの涙』のころから好きな存在だ。