宮脇俊三 『時刻表2万キロ』

  • 2011/02/23(水) 23:30:00

2011.2.12





時刻表を愛読すること四十余年の著者が、寸暇を割いて東奔西走、国鉄(現JR)二六六線区、二万余キロ全線を乗り終えるまでの涙の物語。日本ノンフィクション賞、新評交通部門賞受賞。


なんでもその筋には堪らない古典名作らしい!?(笑)

ある雑誌の紹介記事をみてちょっと読みたくなったので借りてみた。



【懐かしい貸出カード。この本が貸し出されたのはいつ以来なんだろう?】




時刻表を片手に旧国鉄の全線をどう攻略していくか?

それも効率良く。

あの手この手を使ってクリアしていく様子が楽しい。


ただ、鉄道を通した旅情味に溢れた紀行集を期待していたのでちょっと肩透かし。

旅情が無いわけではない。

それに著者は中央公論社の常務まで勤め上げた人だけに文章にだって品や味がある。

だけどさして鉄道に興味の無い私は途中から完全に斜め読み。


すみません。(汗)


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ちょっとだけ懐かしくなったエピソードが一つ。


著者は昭和51年6月の土曜日に赤谷線をクリアしている。
新発田駅13時6分発の赤谷行きだ。


その頃の私は高1で白新線で新発田の高校に通っていた。
土曜日は半ドンでいつも新発田駅13時過ぎに発車の新潟行きの電車を利用して帰っていた。

35年前の6月の新発田駅。

もしかしたら著者とどこかでニアミスしていたのかもしれない。


著者がもっとも嫌っていた騒がしくて煩い黒制服組みの一人として。(笑)