志水辰夫 『引かれものでござい』 

  • 2010/11/17(水) 22:30:00

2010.11.2

内容(「BOOK」データベースより)
中継抜きで疾風のごとく駆け通す―スピードと信用が売物の、幕末の流通革命「通し飛脚」。注文主の難題を担いで江戸を発つ身ゆえ、予期せぬ異変は常のこと。切れかかった命綱をたぐり寄せつつ、ようやく見えたのは鬼か仏か―。越後の川に堰かれ、甲州上総の森に迷い、百里四方に展開する三つのサバイバル劇場。






期待の蓬莱屋飛脚シリーズの第2弾。


飛脚にまつわる思いもかけない事件とその事件にまつわる様々な人との出会い。

事件と登場人物が絡み合いもつれて迎える先に何が?


『旅は道連れ』での壮絶な山越えの果てに待っていた”もの”。

あまりにも爽快で思わず笑みがこぼれてしまうのだ♪

久し振りにワクワクしながらページを読み進めてしまった。


そして収められた中編3話はどれもがこの人にしか書けないハードボイルドな人情話。

楽しいだけはなく相変らず胸に沁みわたる。