シュテータ!

  • 2010/06/30(水) 23:00:00

2010ワールドカップ 決勝トーナメント一回戦 対パラグアイ戦 

やっぱ悔しいなぁ!

逃したものの大きさを思うとどうしても満足感よりも悔しさの方が先にたってしまう。

欲張りなんだろうか、オレって?(笑)


でもこんなに悔しい!

ってのも考えてみたらあのドーハの悲劇以来なのだ。

あの頃はやっとサッカーを見始めた頃でしばらくは見事なナイーブさで無邪気に明るい未来を信じていたりもしていたのだけれど、この8年間は消化不良と虚しさばかりが残る日々だった。

まさかワールドカップの本大会。

しかもベスト8なんて遥か先にあるもので手が届くことになるなんて日が来るんだろうか?
なんて思っていたので感慨深いものがあるのだ。

もちろん結局はベスト8には届かなかくて悔しい思いをしているのだが、でもここまで悔しくなれるって実はちょっと嬉しいのだ。

世界との差はまだ確かにあるけれどちゃんと戦えた証拠なのだから。


だからこそ日本のサッカー界にまたなんとなく明るいものを感じたりしている。

こんな気分は随分と久しぶりなのだ♪



何はともあれ先ずは日本代表の皆さんにはお疲れ様でしたと言いたいです。


岡ちゃん?
二年半の迷走が無かったらまた違った結果になっていたのではと。
辛口です。性格です。
こればかりはもうどうしようもありません。(苦笑)

でもこの一ヶ月は勝負師としての存在感を存分に示してくれたと。
監督就任の際には夢も希望も無いと思ったことには素直に謝ります。

すいませんでした!

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それにしてもね。

オシム爺が大嫌いなPK戦で幕を閉じるなんてますます感慨深いじゃないか。


ここ見たらもうダメだ。


ダム決壊しました。

号泣です。やっぱ本当に悔しいねぇ。


いつの日か爺と一緒に嬉し泣きしたいもんです。

初夏の山小屋ミーティング@2010 〜 キー・オブ・ライフ 〜

  • 2010/06/27(日) 18:20:50

いつのまにか年2回が恒例となってしまったオッサン達の心の集い傷口を舐め合う癒しの場。(笑)
今回は旧上川のふれあいの森キャンプ場で開催。





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YMO 『浮気なぼくら&インストゥルメンタル』

  • 2010/06/24(木) 22:43:47





’83年の発売当時は一二を争うようにして聴いていたアルバムの一枚だった。

しかし今や私もどこからどうみても立派に中高年。
”君に胸キュン”を含んだこのアルバムを今更聴くのも何やらこっぱずかしいものがあった。(笑)

さて私にとってYMOと言えば初期の胡散臭いエキゾチシズムはどこが良いのかまるで理解できなかったし、中期のテクノ・ファンクも重苦しくてどうにもダメだった。

このアルバムにしても珍しくポップに振ったと聞いてはいたが今ひとつ信用ならなかった。(苦笑)
それでレンタル・レコードを借りてカセットにダビングして聴いたのだ。

するとこれがなんと評判通りにポップで聴きやすいアルバムだった。
全体に突き抜けるような明るさと肯定感が印象的だった。

特に冒頭の”君に胸キュン”。
アルバム全体の印象を決定付けるようなカラフルな明るさと甘酸っぱいポップさを湛えたナンバーでこれには完全にやられてしまったのだ。

このポップさは多分に高橋幸弘に負うところが大きかったのだろう。
彼の”希望の河”や”OPEN MY EYES”なんかは空に登りつめていくような軽やかさがある。

そして坂本龍一でさえも?このアルバムではポップなのだ。(苦笑)
例えば”音楽”。
このナンバーも大好きだ。

このアルバムのおかげで高橋幸弘と坂本龍一を好きになったように思う。

そして今にして思うと日本語のアルバム(一部英語詞を含むが)として初めて満足を覚えたアルバムだったのだ。

で、忘れちゃならないのは細野晴臣。
彼のナンバーはファンクっぽい重さがあってちょっと異質な感じがあるのだがこのアルバムの中では逆にそれが良いアクセントになっているのだ。
さすが御大だった♪


そんなわけで’83年当時は夏の終わりまで夢中になって繰り返し繰り返し聴いたものだった。

ただ”君に胸キュン”が大ヒットしたおかげでいつまでも大っぴらに聴いているのが恥ずかしくなってくる時期というのがあるのだ。
少し前に流行った服を身につけるのが恥ずかしいのと同様に。

しばらく封印してからまた聴いてみようと思っていたらいつのまにか27年も経っていた。(汗)


しばらくぶりに聴いたこのアルバム。
昔の印象と変らずに相変わらずキラキラと輝いていた。
賞味期限は切れていなかった。
それが何より嬉しい。

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抱き合わせのインスト・アルバムの方はやっぱりいらないな。(笑)

バロン吉本 『柔侠伝』 中央公論社 愛蔵版

  • 2010/06/22(火) 23:43:12



バロン吉本。

この人のマンガを読むのはこれが初めてだった。

私が青年誌を読み始めた頃にはちょっともう古臭いというイメージがあった。(汗)
だから積極的に読んでみたい作家では無かったのだ。

ただ数年前から古本屋でもあまり見かけなくなってきたこの『柔侠伝』だけはなんとなく読んでみたいと思っていた。

柔術家である柳家の四代に渡る明治から昭和にかけての大河ドラマらしいのだ。
いかにも面白そうな匂いがプンプンしている。

でも最初の柔侠伝(全3巻)は比較的手に入りやすいものの以降がなかなか難しそうなのだ。

○昭和柔侠伝(全5巻)〜現代柔侠伝(全16巻)〜男柔侠伝(全9巻)〜日本柔侠伝(全6巻)

私の乏しい小遣いでは全てを集めるのに苦労しそうだ。
変にハマってしまっても手に入れられなければのた打ち回ることになる!
と敢えて避けていた。(苦笑)

そんななかで見つけたこの愛蔵版は柔侠伝と昭和柔侠伝がセットになったもの。
これならある程度満足できるかもと手に入れてみた。


この愛蔵版では初代の柳勘九朗から二代目の柳勘太郎の青年期が、そして三代目の柳勘一が生まれたところまでが描かれていた。

豪放にして細やかな心配りを失わない主人公は男の目からみても魅力に溢れている。
そして主人公をとりまく仲間と女性達もまた劣らずに魅力的だった。
柳家一族というよりもその仲間を含めた群像劇といった趣きだ。

そこにはもちろん痛快と言えるようなエピソードもたくさんあるのだが意外なほどロマンチックでセンチメンタルだ。

そして明治や昭和初期の世相を切り取ったエピソードに心が痛む。

だけどそんな切なさをニカっと笑い飛ばして前に進んで行こうとするようなエネルギッシュなところがこのマンガの一番の魅力なのかもしれない。


もう5年も早く生まれて現体験していたらさぞハマっていたことだろうと思う。

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そしてやっぱり柳家の行く末が気になるのだ。(笑)

続く『現代柔侠伝』。
焦らず地道に探していくことにしましょうかね。
でもコンプリートにいったい何年かかることになるやら。



ちょっと決心が付きかねるのだ、やっぱり。(苦笑)

時には星の下で眠りたい 〜 物欲ウォーズ 〜

  • 2010/06/18(金) 21:30:00

先日のプチ・キャンツーの為にポチポチやって用意したブツ。

どれもこれもツーリングの定番グッズなのだ。

ブツは会社に送って貰ったものの我が家の司令官殿の目を盗んで家に持ち込むのはなかなかのスリルだった。(苦笑)

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キセル 『凪』 

  • 2010/06/16(水) 22:35:24





前作”Magic Hour”よりも更にしっかりと地に足を付けてそしてシンプルになった。


現実の世界と過去と未来を行き来するような浮遊感。
そこから浮かび上がってくる強烈な郷愁。

キセルでしか味わえなかったものだ。



それがすっかり消えう失せてしまった。


友晴のナンバーには僅かに従来のキセルの匂いを感じさせるものの何だか普通に地味なバンドになっちゃった。


このアルバム、浮遊することが無いから”凪”なのか?(苦笑)



初回特典のDVDの中で彼らは自分達のことを硬いスルメ系と言っていた。

彼らを好きになったアルバム”窓に地球を”は特に何回も噛み締めなくてもその美味さは直ぐに味わえた。
でもその美味さをいっぱい味わいたくて何回も噛み締めたのは確かだった。

この”凪”に関しては何もそんな硬いスルメをわざわざ噛み締めてまで本当に美味しいのかどうかを確かめたいと思えないのが辛いところだ。



次のアルバムは購入前にしっかり視聴する必要が有る。

時には星の下で眠る 〜 銀山平ツーリング 〜 

  • 2010/06/13(日) 21:40:00

バイクに乗りたい!


と妄想に取り憑かれるきっかけとなったキャンプツーリング。
この週末はようやくその念願を実現するべく奥只見の銀山平まで行ってきた。





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『ラスト・ショー』 ピーター・ボグダノヴィッチ監督

  • 2010/06/09(水) 23:10:01




この映画を観るのは3回目だったのだけど今回はかなり骨身に堪えてしまった。


映画は50年代のアメリカの退屈な田舎町を舞台に青春の夢とその終焉をモノクロ画面にのせて淡々と描いたものだ。


初めて観たのは’82年の11月。
新宿の映画館でオールナイトの一本だった。
当時も既に名作の呼び声も高かったのでかなり期待していたのだが途中で寝落ちしてしまった。(汗)

まだ21歳だった私にはただただ退屈な映画でしかなかった。


次はそれから6〜7年ほどたってからビデオで観た。

この時はティモシー・ボトムズとジェフ・ブリッジスの2人の主人公。
そしてシビル・シェパードが絡む若い彼らの恋愛模様とその別れが哀しくそして痛くて堪らなかった。
こんなに面白い映画だったのかとやっと気がついた。

自分も20代の後半になってようやくこの青春の終焉の物語に共鳴したようだ。


それからまたいつのまにかという感じでもう20年以上が経ってしまっていた。
時の流れの速さを実感する。

暗い目をしたティモシー・ボトムズや見事なダイヤのクィーン振りを魅せてくれるシビル・シェパード。
彼等には相変らずどうしたって惹かれてしまう。

でも今回はベン・ジョンソン演じる町の立役者”サム・ザ・ライオン”とエレン・バーンステインのそれぞれが語る二人の20年以上前の結ばれなかった不倫の顛末がやけに沁みる。
そしてクロリス・リーチマンのハートのクィーン振りにも・・・・・


私の目線も今や自然にベン・ジョンソンのものになってしまった。
彼の表情や視線の先にあるものを見ているだけで何故か堪らないものがこみ上げてきてしまうのだ。

古き良き時代の象徴である”サム・ザ・ライオン”。
そして彼が自分の子供のように可愛がった不自由を抱えるビリー。

この二人の死には胸を押し潰されそうになる。
大事にしてきたものはおろかもう守るべきものさえも無い。
その喪失感。

青春の終焉とともに映画が描いているもう一つのテーマだ。


私は映画を見直すということは滅多にしない。
それはやっぱり初めて観た時の感動を超えることがないからだ。

でもこの『ラスト・ショー』は見直す度に深い感動を覚える。
名作というのはこういう映画のことを言うんだろう。


故人となったベン・ジョンソンやサム・ボトムズを始めこの映画の製作に係わった全ての人に深く感謝。

そして映画の神様にも。

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ついこの間は音楽の神様に感謝したばかりだというのに。(苦笑)


非力なエンジン。 立ち止まったり、喘いでみたり。

  • 2010/06/06(日) 18:00:00

今日は佐上商会さんのツーリングに参加して佐潟までOCRで走ってきた。

自転車に乗るのは半年振りだった。
最初の10分ほどはフラフラして真っ直ぐに走るのも難しかった。(汗)

自転車を降りるつもりなんかは毛頭無かったのだが、今年は春になってもなかなか暖かくならないし週末はというと風が強かったりして自転車に跨るのがちょっと億劫だったのだ。

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人間は楽を覚えてしまうとなかなか昔には戻れないという典型なのだ。(苦笑)


というわけで自宅を7時半前に出て佐上商会さんに向かって8時にスタート。
今日は20人ほどの大所帯だった。

行きは西川?沿いを楽しくサイクリング。
水の有る風景はもともと大好きだし天気も良いしでノンビリとペダルを回しているのがホントに気持が良い♪

やっぱり私にはこういうのが一番合ってるようだ。(笑)


そうして気持ちよく走っていると10時には目的地の佐潟の”パンの樹”に到着。







30分ほど参加の皆さんと談笑してから今度は一人で自宅を目指してペダルを回す。
帰りは四ツ郷屋から海岸線に出て新潟島はグルっとやすらぎ堤を回ることにした。


が、どうした!身体と足が重い。

行きはほとんど足は使ってなかった筈なのに。
こっ、こんな筈では!?

と思ってみても重いものは重いのだ。
まったく人間の身体はなんて正直なんだ!!

という見本なのだ。(笑)


【ニセアカシアの花が満開だった。甘酸っぱい香りに癒される】




そしてヒーヒー言いながらペダルを回し続けて12時半前に自宅に到着。
あ〜、しんど!

でも今日は久しぶりに良い汗かいて気持が良かったな♪

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シャワーを浴びて速攻でお約束の(第3の)ビール。
これがまた美味かった♪

やっぱこうでなくちゃね?(笑)


○走行距離:77.68km
○平均時速:20.09km ← もっと頑張れ!(爆)

『台風クラブ』 相米慎二監督

  • 2010/06/04(金) 22:56:40





20数年前に初めてビデオで観たときはどこが面白いのかさっぱり理解出来なかった。

しかもその時は滅多にやらない早送りで途中をすっ飛ばしてと・・・・・


以来、数年前に『ラブホテル』や『魚影の群れ』を観るまでは相米慎二ってつまんねぇ!!
って刷り込まれた曰くつきの映画だったのだ。(汗)


今回恐る恐る?観直してみたわけだけどこれが普通に楽しめてしまった。(苦笑)

台風が来る前のなんとなく浮き足立ってしまうような感覚と思春期特有の胸のざわめきがうまくフィルムに焼き付けられていた。
ラストの変に観念的にところはいただけないがこれは監督の若気の至りでご愛嬌ってことにしよう。(笑)

それに工藤夕貴はまだお湯をかける少女(古っ!)そのもので可愛いし♪


しかしなんといっても最高なのは三浦友和だった。
やっぱ『転々』とか『松ヶ根乱射事件』を撮った監督たちもこの『台風クラブ』が大好きだったんだろうね。(笑)

マーク・ベノ 『雑魚』

  • 2010/06/02(水) 22:30:00

このアルバムはレコードで手に入れてからもう30年近くが経つ。

夏が近づいてくると聴きたくなってしまう今でも大好きな一枚だ。






ジャンルで言えば’70年前後に流行ったスワンプ・ロックということになる。

でもこのアルバムにはスワンプ・ロックでイメージする湿った土臭さよりももっと都会的でそして涼やかなものを感じてしまう。


主役のマーク・ベノのバッキングを受け持ったのは当時のスワンプ・ロックの中心をなしていた名うてのミュージシャン達。

クラレンス・ホワイト、ジェシ・エド・デイヴィス、ジェリー・マギー、ボビー・ウォマック、カール・レイドル、ジェリー・シェフ、ジム・ケルトナー、リタ・クーリッジ、クライディ・キング ・・・・

既に半数近くが故人になってしまった。
今となっては絶対に集められない素晴らしすぎるメンツだ。

彼らが奏でるソウル/R&B風味も効いた演奏は大らかでゆったりとして本当に魅力的だ。
特にここで聴けるギターはなんとも涼やかな響きがあって心地が良い。

そんなバックの演奏の中にスムーズに溶け込んでいるようなマーク・ベノ本人のヴォーカル。
はっきり言うとへなちょこ系のヴォーカル(苦笑)なのだが変な臭みが無く嫌味がない。
呟くでもなく力むこともなく実に自然体で不思議な魅力がある。

そしてアルバムに収められたナンバーも全てマーク・ベノ本人のペンによるものだ。

穏やかな中にも熱いものがにじんで来る冒頭の”フラニー”。
続くエッジの効いたビートの”ラヴ・イン・マイ・ソウル”。
ブルーズロックの”ストーン・コテージ”
イーグルスがやってもおかしくないような”グッド・タイムス”
なんともエモーショナルな”ベイビー・ライク・ユー”。

なかでも”スピーク・ユア・マインド”はこのアルバムを象徴するような独特の浮遊感に溢れていて何回聴いても飽きることの無い大好きなスロー・ナンバーだ。


今回、CDで買い直して聴いているのだが、またこのアルバムの深い味わいの虜になってしまっている。

私はマーク・ベノの音楽的な個性はこのアルバム一枚っきりしか持っていないのでよくは分からない。
だけどこのアルバムの素晴らしさはここでのバッキングを担当したミュージシャン達との邂逅があってのものに他ならないと思う。

多分、その邂逅も音楽の神様の気まぐれな導きによるものだったんだろう。


音楽の神様の気まぐれに深く感謝。

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私はなんとか学費を貯めて20歳の時に専門学校に入り直したのだが、親にまた小遣いをくれと言えるわけもなく毎日バイトに明け暮れていた。
肝心の時給は400円。(笑)

そのバイトの帰りに今は亡きブラック・ライオン(中古レコード屋)でこのアルバムを見つけた時は狂喜したものだ。
当時でもとっくの昔に廃盤になっていて幻の名盤だった。
新潟なんかでは絶対に手に入れられないと思っていた。
アルバム発売からちょうど10年後の’81年の7月のことだった。

8月に入って学校が2週間ほどの僅かな夏休みの間も相変わらずバイトに精を出していた。
バイトに通う前の午前中のひと時。
氷を入れた一杯のコーラを飲みながらこのアルバムを聴いて過ごしたことを思い出す。


今年もまた直に暑い夏がやってくる。