大丈夫であるように - Cocco 終らない旅 - 是枝裕和監督

  • 2010/02/12(金) 22:45:00




アルバム”きらきら”から感じている違和感。

その違和感はこのロード・ムービーと言ってもいいCOCCOの日常やツアーを追ったドキュメントを観てもやっぱり拭うことは出来なかった。


彼女が個人的な痛みから一歩踏み出して社会や世間にあるその痛みの元に立ち向かおうとしていることは良く分かった。
そして今、彼女はそのために”歌”を歌っている。


しかしなんであそこまで抱え込む必要がある?

なぜ??


私はそんな苦悩する彼女の姿を見て一緒に泣きたくなったり後ろめたくなるほどナイーブな人間では無いのだ。
20歳ほども若い小娘から”生きろっ!”と言われても”お前の方こそなー!”と言い返してしまいたくなるクソオヤジなのだ。


ただ彼女の痩せた身体が痛々しいだけだ。

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みんなの為に歌っている今の”歌”よりも、かつて自分の剥き出しの痛みを世間に放っていた頃の方がより普遍的にそして胸に迫ってくるように感じるのはどうしてなのか。