「JIN -仁-」 TBS 日曜劇場

  • 2009/10/15(木) 22:50:00

良いドラマに仕上げてくれたなぁ♪
さすがはドラマのTBS!(死語っ!!)

原作は私が今一番連載終了を待ち望んでいるマンガ。
もちろん、これ私にとっては最上の褒め言葉。
だって好きなマンガほど単行本でまとめて最初から最後までたっぷりと心ゆくまで読んでみたいじゃないですか?(笑)

だからドラマ化が決まった時は一抹の不安はあったものの、キャスティングが発表された時にはこれは期待出来そうだと。。。

それが予想をずっと上回る素晴らしさだった♪

ドラマで出来ることと出来ないことをうまく取り捨て選択して、ドラマでしか出来ないことを盛り込んで、原作のもつ味やニュアンスをよく映像化していたと思う。


主演の大沢たかおは原作に比べるとちょっと線が細いが、うまく彼ならではの南方像を作り上げていた。
この南方もこれはこれでアリだと思う。

内野 聖陽の坂本龍馬はちょっと背の低いのはアレだけど(苦笑)、やっぱり龍馬はこうでなきゃ!と見事だった。
NHKも来年の大河の龍馬役は今からでも思い直した良いと思うぞ。(爆)

ただ綾瀬はるかの咲役だけが不安の種だったのが、これがどうしてどして。
彼女の天然振りが意外にも一途な咲役にマッチしていた。
綾瀬はるかさん、ゴメンナサイでした。


それにしても、あの”泣き”の子役。。。
巧すぎるだろ!
分かっててもね。(苦笑)

しかし次回がこんなに待ち遠しくなるドラマは久し振りだ♪
このまま尻すぼみすることなく最後まで行って欲しいね。


でもあれだな。
原作の最初の方はほとんど忘れていたのだが最初のあの患者って?
そうだったの!?

あ〜、ネタバレされちゃったよ。。。orz

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原作も最終盤に入ったぽい?
そろそろ立ち読みは我慢しよう。(汗)

と、思っていたのに今日のこの日にうっかりやっちまった。
習慣とは恐ろしいものだ。

オレのバカ、バカ、バカぁ〜〜〜っ!(爆)


『グラン・トリノ』 クリント・イーストウッド監督

  • 2009/10/15(木) 22:25:00





一年間に2本もイーストウッドの新作が観れる幸せ。

前作の”チェンジリング”も映画好きの好奇心を満たしてくれる素晴らしい出来だった。
今作”グラン・トリノ”は一転して肩の力を抜いた小品といってもいいような仕上がり具合。
映画的な完成度からしたら前作”チェンジリング”の方が上なんだろう。

でも私にはこちらの”グラン・トリノ”の方が堪らなく魅力的に映る。


もしこの映画の主人公のような口が悪い頑固ジジィが父親だったらさぞ堪らないことだろう。
私はあの息子の気持ちが良く分かる。(苦笑)

でも、もし気のおけない友人だったとしたら?
モン族のタオやスーと少しずつ心を開いて友情を深めていく下りはやはり秀逸だ。
時には果たせなかった父性をも滲ませて。
もちろん余計なセリフやエピソードなどは皆無だ。
この過程が本当に素晴らしい。

それだけに自らの過去の過ちを受け入れて清算するかのように、ラストで見せた憎しみの連鎖を断ち切る為にとった行為が胸に沁みる。
でもその行為こそが自分への肯定に他ならない。

それがまたイーストウッドの俳優人生と重なって余計に胸に迫ってくる。
そう、ダーティ・ハリーでは世の中は変わらなかった。
しかしその決意はいかにもだ。

この映画はイーストウッドの俳優引退作ということらしいが、この作品を選ぶところは全く彼らしい誠実さを感じさてくれる。

ただ俳優としての姿をもう映画で観れなくなるのは寂しいことだ。

確かに俳優としてのイーストウッドは自身が監督と時のようには流暢ではない。
かなり不器用な類に入るだろう。
でも顔に刻まれたいくつもの皺のように深い味わいを感じさせてくれる。

映画の一場面。
愛車”グラン・トリノ”を磨き終えて、一人バルコニーの椅子に座りビールを飲みながら満足そうに車を眺めるイーストウッド。

その表情はしばらく忘れられそうにない。

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エンド・ロールのイーストウッド自身のスコアになる主題歌が相変わらず美しい。