誰も守ってくれない 君塚良一監督

  • 2009/09/15(火) 22:30:00





かなりの期待をもって観始めたんですが、期待に違わない重厚感に溢れたなかなかの傑作でした!


TVドラマだったらって条件付きで。(殴っ!)

さすがにドラマが幕を開けてからのしばらくの間の緊迫感とスピード感には、只ならぬものがあって、こりゃスゴイやと唸らされたんですが。

それが中盤以降はどうも映画を意識し過ぎて張り切りすぎたのか?
いろんなものを詰め込み過ぎてちょっと消化不良気味だった。

マスコミの過剰取材だとか、ネットの暴走だとか。。。
何を今更!って感じが。
全く佐々木蔵之介はただ目を見開いて汗掻くだけに出てきたようなもんでした。
もったいない。(苦笑)


もっとシンプルに加害者家族の保護とは?
っていう本来のテーマに絞って集中すれば良かったのに。
これならプレ版ドラマの”誰も守れない”の方が刑事二人のバックボーンに絞った分だけ面白かった。

それに映像からは映画的な深みがほとんど感じられなかったのも残念だった。
全体が平板でやっぱりTVドラマみたい。

ただ役者さんたちは佐藤浩一や松田龍平を初めとしてそれぞれ魅力的で、特に志田未来ちゃんの目力の強いこと!
ホント、恐れ入りました、へへぇ〜。って感じです。(笑)


観終えたときにはもっと深いものが残るものと思っていたし、また期待もしていたんですが。。。
ただ重いものしか残らなかった。


う〜ん、惜しかったなぁ。
平均点以上は充分にクリアしているとは思うけど。