忌野清志郎 ~ 永遠のバンドマン ミュージック・マガジン増刊

  • 2009/09/08(火) 22:35:00

2009.8.29




力が入ったような入っていないような追悼特集本だった。(汗)

基本的に前半が音楽ライター達が新たに書き下ろした文章と、後半がミュージック・マガジンの過去の記事をとり纏めた内容になっている。
清志朗本人やチャボといったRC当事者達のインタビューは少なくめ。

そこが物足りないと言えば正直物足りない。

でも自分と同世代の今井智子さんの書いた冒頭の追悼文は充分共感できるものだった。

そして続く、清志朗のバック・バンドでバン・マスをやっていた三宅伸治さんのインタビューには心を動かされた。
チャボには成り得なかった三宅さんが憧れの人としてずっと清志朗の傍らで過ごしてきた目線は、当事者にはどうしたって成り得ないただのファンでしかない自分と近いものがあるからなんだろう。
三宅さんのちょっと途方にくれたような悲しそうな表情のスナップも忘れられない。

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しかし一番心を動かされたのは巻頭を飾るおおくぼひさこさんの写真と彼女自身のキャプションだった。
この巻頭の10数ページだけでこの本を手にする価値があると思う。
特にここで明かしてくれたあの日のチャボとリンコさんのエピソードは深く深く胸に沁みるものだった。

おおくぼさん、ありがとうございました。