松本大洋 『花男』

  • 2009/07/30(木) 22:45:00

2009.7.19




出版社からのコメント
長嶋に心酔する30歳の“野球小僧”、花田花男。ハードボイルドな三年生、花田茂雄。両極端な父子と白球が織りなす「おとぎ話」!!



随分前に何か無いかなと古本屋で買ってきたもののタイミングを逸して、そんなに読みたかったものでも無かったのでほったらかしになっていた。(汗)

松本太陽はデビュー作?の『ストレート』が一番好きだった。
アメリカン・コミック調の絵柄と乾いた雰囲気が当時としては(’80年代中盤)新鮮で楽しみな人が出てきたものだと一時期はこの人のものを読むのが楽しみだった。

でもこの『花男』のあたりからある種の雰囲気のあるファンタジー物の色合いが強くなってきてストーリー物が好きな自分としては段々とのめりこんで読むようなことが無くなっていった。


この間の3連休、読むものが無くなり気乗りもしないまま半ば無理やり読み始めたんだけど最初はきつかった。(大汗)
途中からは漸く”親父と息子のファンタジー”のリズムに入り込めて投げ出すようなことは無かったけど。

ただやっぱりこの人の持ち味ってある種の空気感というか雰囲気なんだよね。
それだけという感じもするんだけど。(苦笑)
そこが自分には物足りないところだけど、本人やファンにとってはお門違いなことだろう。

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しかしこれももう連載終了から20年近くも経つんだね。
’90年代初頭の空気感みたいなものが今となっては懐かしかった。