サントリー 『ストレート』

  • 2009/05/29(金) 23:50:00




新製品には目の無い私。

メーカーは「充実のコクと後味のキレ」を極めた、“のどにぐっとくる、ストレートな旨さ”を目指したんだそうです。

では350ml缶を1ケース飲みあげた感想を。(苦笑)
 
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謳い文句ほどのコクはもちろん有りませんでした!(爆)
それに発泡酒/第3のビール特有の変な後味もちょっと大目に残る感じ。

確かにのどには多少ぐっとくるには来たものの、これって旨みによるものじゃなく炭酸とか若干高めのアルコール度数によるものだと思う。

同じサントリーの『金麦』よりは好きだけど、今月はやっぱり『麦とホップ』に戻しました。

缶のデザインはいかにもビールです、って感じで最高なんだけどな。(笑)

川上健一 『旅ステージ』

  • 2009/05/28(木) 23:30:00

2009.5.15




人はなぜ旅に出るのだろう――。
恋人と、家族と、友と、そして時にはひとりでふらりと。はじめて訪れた場所に
懐かしさを感じることもあるだろう。旅先での人との出会い、ふと耳にした他の旅行者の会話、
そこから湧き上がる新たな感情。そうした旅にまつわる様々な人生模様を丁寧に綴った掌篇集。


川上健一さんの旅にまつわるエッセイ集。
エッセイの一遍ずつは4〜5頁と短いものだけど、その一つひとつのエッセイがとても沁みてくる。

ま、エッセイとは言ってもどこまでが実体験かフィクションかは分からないけど。(苦笑)

それでも若くして夫を亡くした母親が80歳を過ぎて生活のためでなく、初めて自分が楽しむために自転車(MTB)に乗るくだりだとかにはやっぱり降参してしまいます。
悔しいけど。(笑)

まったくこの人の気取りようの無いクサさって大好きです。
次はぜひとも長編をお願いしたいですね。


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こないだ久しぶりに泊まりの出張で仙台に行った。
旅とはまったく無関係の出張で味も素っ気もないビジネス・ホテルの一室で読み始めた。
それでも一仕事を終えて、ほっとしたところで誰にも邪魔されずにいつもと違う環境で一人ベッドに横になって読むのは心地良かった。
ホントの旅先だったらなお良かったんだけど。(笑)

そういえば前作の『渾身』を読んだのも金沢出張のときだったなぁ。
不思議にお泊り出張と縁があるね。
川上健一さんとは。

RCサクセション 『シングルマン』 SHM仕様

  • 2009/05/26(火) 23:59:00




”ラプソディー・ネイキッド”を聴いた時も思ったけど
、RCってつくづくプロデューサーや製作スタッフに恵まれて無かったんだなぁと思ってしまった。

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忌野清志朗が亡くなってからもう3週間ほども経つ。
時が経つのは相変わらず早い。
だけど、あの日の朝、新聞に目を通したときの衝撃は未だに忘れらないし、喪失感は簡単には埋まりそうにない。

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スティーヴン・ウォーカー監督  ヤング@ハート

  • 2009/05/25(月) 23:30:00




平均年齢80歳のコーラス隊のコンサートに至るまでの6週間を捉えたドキュメント。

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アルビ 第13節 対清水戦

  • 2009/05/23(土) 17:00:00

【新潟vs清水 0-1 2009/5/23 13:00】


なんのかんのと今年はJリーグが開幕してからホームでは負けて無かったんだなぁ。
これってまったく幸せなことでした。


あ?もちろん今日は悔しいですっ!


それにしても中を固めてくる相手にコンビネーションでもって崩せないもんだから全然得点の匂いがしなかった。
サイドから単純にクロスを放り込むばっかりじゃ点は取れません。
ホントに1点が遠かったなぁ。。。


ま、負ける時はこんなもの。
次だ、次っ!
って、中断か。。。orz

こんな気分で中断を迎えるのってなんだか久し振りの気がする。(苦笑)


しかし、トッキッキってば可愛くねぇな。
って八つ当たりかい。(苦笑)




んじゃ、これは???




牧野良幸 『オーディオ小僧の食いのこし』

  • 2009/05/22(金) 23:00:00

2009.5.4




オーディオ小僧はオーディオが大好き。しかしミーハーゆえに本格的なマニアになりきれないのが哀しいところ。いつまでたってもオーディオの美味しさを追及しきれない小僧なのです。「オーディオ小僧の食いのこし」は、そんな小僧の数々の食いのこし(悔いのこし)を描いた、オーディオクロニクルです。



『僕の音盤青春記』
に続いてまたまた楽しませてもらいました。

昔のエア・チェックの思い出から最近のホーム・シアターまでのあれやこれや。
自分はオーディオ小僧というまでにもいかなかったので、『僕の音盤青春記』ほどでには思い出が重なるところは無かったんだけど、それでも懐かしさでいっぱいになってしまった。

しかし牧野さんの若き日の拘りというのがささやかで傍から見たらくだらないの一言で終わってしまいそうなんだけど、妙にそうそうそう!って分かってしまうところがなんとも。。。(苦笑)

例えばエア・チェックしたカセットのレーベル。
確かにきれいに書けたときは嬉しかったなとか。

例えばレコードのビニール・カバー。
確かにブルーのビニール・カバーは好きじゃ無かったなとか。。。(笑)


ただ、”聴くだけロック”少年だったかつての自分を慰めてくれた数々の音盤への感謝と愛情がにじみ出ていた『僕の音盤青春記』と比べるとちょっと物足りなかった。

”そうそう懐かしい。そんなこともあった。楽しかったね”で終わってしまった感じです。
でもまぁこういうことは良く覚えているとは言っても、牧野さんの異常なほどの記憶力には感謝と拍手です。

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ツートラ・サンパチには憧れたなぁ。
それにダイレクド・ドライブのレコード・プレイヤーにも。
憧れで終わったけど。。。orz

黒沢清監督 トウキョウソナタ

  • 2009/05/20(水) 23:00:00




映画にはこの主人公の一家のすぐ脇を通る電車の通過音のような圧迫感や逼迫感が漂っていて観ているのがとても辛くなってくる。

いや、映画自体は今年観た中でも屈指の面白さなんだけど。(笑)

ただ、香川照之演じる父親役とは完全に同世代だし、いろんなものが身につまされてホントにしんどくなってしまった。(汗)

だからラストの次男坊の弾くピアノには月並みだけど相当癒されることになる。
続く音楽を使わずに多分ラストの会場を片付ける音だけが聴こえてくるエンド・ロール。
最後の最後で響くピアノの一音が素晴らしかった。


ま、うまく監督の手のひらの上で転がされちゃったって感じです。(苦笑)

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役者の皆さんは香川照之や小泉今日子(もう完全に女優さんだね。)を始めとしてみんな良かった。
それぞれの抱える悩みや焦燥感や倦怠感だとかを巧く演じていたと思う。


でもなぁ、あの強盗役。

役所広司しかいないのかよと!(苦笑)
巧いのは認めるけど何を演っても役所広司なんだよなぁ。
つまりません。

スティーブ・ミラー・バンド 『グレイテスト・ヒッツ 1974−78』

  • 2009/05/18(月) 23:10:07




スティーブ・ミラーしばらく前からCDで聴き直したいと思っていたバンドの一つだった。

しかしこのアルバム。
ベスト・アルバムとは言っても『ジョーカー』『鷲の爪(フライ・ライク・アン・イーグル)』そして『ペガサスの祈り』の3枚からのセレクトとかなりいびつな構成。
しかも『ジョーカー』からはタイトル・チューンの一曲だけのセレクト。

でも良いんです!
自分もスティーブ・ミラーはこの3枚しか持ってないし。(苦笑)
しかも『ジョーカー』はやっぱりタイトル・チューンしか記憶に残ってないし。


この頃(’74〜'78年)がスティーブ・ミラーとしては最も売れた時期(逆に言うとこの時期だけしか売れなかった)で正にベスト・オブ・ベストって内容。

”ジェット・エアライナー”、”フライ・ライク・アン・イーグル”、”ロックン・ミー”、”ジャングル・ラブ”。
それにTOKYOU ?1 SOUL SET のサンプリング・ネタにもなった”星空のセレナード”やギターのカッティングが強引でダサイなとは思うけど妙に印象的な”テイク・ザ・マネー・アンド・ラン”だとか。
そして妙な味わいがあって一番好きだったりする『ジョーカー』。

昔好きだったチューンはほぼ網羅されていて満足です。
ポップで明るくて難しいところがどこにも無いいかにもな白人向けのアメリカン・ロック。
でもぎりぎりお子ちゃま向けの一歩手前で踏み留まっているのが良かった。

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スティーブ・ミラー・バンドは18歳の秋頃だったと思うけど、90分テープのA面に『フライ・ライク・アン・イーグル』を、B面には『ペガサスの祈り』を入れてスタンドの仕事帰りの電車の中で弁当箱みたいな初代ウォークマンでよく聴いていた。
何も出来ずに不満と不安ばかりを溜め込んでいた時期だったけど、聴いていると何気にスカっと明るい気分になったものだったな。

たまには何も考えずにこんなロックを楽しみたい。



アルビ 第12節 対神戸戦

  • 2009/05/17(日) 18:00:00

【新潟vs神戸 2-0 2009/5/17 14:00】

自慢のスリー・トップで決められなければ、セット・プレーからデイフェンダーが頭で決める。
千代反田、良く決めてくれた!

交代で入った松下もここ2試合先発から外れて思うものもあったろうけど、先制点のアシストに試合を決めた2点目のゴール(今期初ゴール!嬉しかった!!)ときっちり結果を出してくれた。
こういうチームは強いよね。

そして淳さんの点を取れってメッセージを込めたジウトンと松下投入の強気の采配にもシビレた♪



前節の山形戦はチケットを用意していたもののむち打ちで無駄になってしまった。。。orz
天童に行くのは6年振りのことだから楽しみにしてたんだけどな。(涙)
なので勝試合を観るのは横浜M戦以来になるので本当に久し振り。
しかも今日はロスタイムも全然ドキドキもしないで安心して観ていられたし。(苦笑)


しかしペドロは相変わらずキレキレだ。
分かっていても止められない。
相手DF3人に囲まれても抜いていくんだもん。
いや、良いもの魅せて貰いました♪

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良いものと言えば。。。

お帰り、ファビーニョ!
あんたの”ただいま!!”の第一声でもう視界がぼやけてしまったじゃないか。(笑)

今日はもう幸せです。ハイ。

ノルウェイの森 主要キャスト発表。。。orz

  • 2009/05/14(木) 23:40:00

松山ケンイチと菊地凛子の出演で『ノルウェイの森』始動!主要キャスト発表

松山ケンイチのワタナベ役については、そういう手もあったねとなんとなく納得出来た。

他のキャスティングも概ね期待は出来るかなぁと。

でもね。

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なんで直子が菊地凛子なの?

確かに監督の言うように3秒で直子にはなれるかもしれない。

でも運命の美少女にはなれないよなぁ。。。



佐々木譲 『暴雪圏』

  • 2009/05/12(火) 23:59:59

2009.4.29





内容(「BOOK」データベースより)
最大瞬間風速32メートル。十勝平野が十年ぶりの超大型爆弾低気圧に覆われた日の午後、帯広近郊の小さな町・志茂別ではいくつかの悪意が蠢いていた。暴力団組長宅襲撃犯、不倫の清算を決意した人妻、冴えない人生の終着点で職場の金を持ち出すサラリーマン…。それぞれの事情を隠した逃亡者たちが辿りついたペンション・グリーンルーフで、恐怖の一夜の幕が開く。すべての交通が遮断された町に、警察官は川久保篤巡査部長のほかいない―。超弩級の警察小説。



佐々木譲さん。
相変わらずの好調さが随分と高いところで続いています♪


暴風雪でペンションに閉じ込められて犯人と恐怖の一夜を過ごすことになる人々。
そして事件解決のために一人で立ち向かわざるを得なくなる主人公の川久保巡査部長。

しみじみとした味わいを感じさせた短編連作集の前作『制服捜査』とはうって変わって、骨太な筆致と綿密なプロットでぐいぐいと読ませてくれました。
登場人物一人ひとりの描写も見事なものだからリアリティも充分。
そして読後の苦味を含んだ清々しさはやっぱり佐々木譲さんならでは。

でも主人公・川久保のすごい活躍?を期待していたのでちょっとだけ肩透かし気味だったかな。
ま、確かにこれ以上やったらリアルさが損なわれてしまってダイ・ダードになってしまうってのもあるんだけど。(苦笑)

そこだけがちょっと残念。

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図書館から予約の本が用意出来ましたとの連絡があったのは仕事のピークのとき。
1/3も読めないうちに返却&再予約。。。orz

おかげで読み上げるのに1ヶ月以上もかかってしまった。
でも読めて良かった。(笑)


こうの史代 『この世界の片隅で』

  • 2009/05/11(月) 11:59:00

2009.5.5




出版社 / 著者からの内容紹介
平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。



ささやかな日常を過ごせることの尊さと幸せ。


物語の中盤までは作者独特の柔らかい絵柄で、笑いとペーソスを滲ませて楽しませてくれる。
この何気ない幸せな日々がとても良い。
登場人物の全てがいとおしく思えてくる。

そして終盤以降は暴力(戦争)によってこのかけがいの無い日々と人たちがもろくも崩れ消え去っていく。
『夕凪の街 桜の国』と同様に直接的な描写は極力控えてあるんだけども,その痛みはとても切ない。
読んでいるのが本当につらくなってくる。


だから主人公の失った右手と、その失った右手をきっかけに仄かな希望の光と出会うことになるエンディングのエピソードには本当に救われる。
もちろん、この物語が終わっても『夕凪の街 桜の国』へと続く痛みを内包してはいるんだけども。。。

それでも傷ついた主人公の”あんた・・・よう広島で生きとってくれんさったね”という、同じく傷ついた幼い少女への柔らかい広島弁の一言がとても胸を打つ。


今は昔と比べて世の中がどれだけ良くなっているのかなんて、贅沢な話かもしれないけれど良く分からない。
昔と比べても結構ひどい世の中になっているようにも思う。

だけど生きていかなきゃね。

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『夕凪の街 桜の国』のときも思ったけれど今を生きる全ての人に読んで欲しいと願います。

こうの史代さん、素晴らしい作品をどうもありがとう。