青柳拓次 『たであい』

  • 2009/03/27(金) 23:59:00




歌詞だけを見ていると別段どうってこともない歌詞なのに、音楽として聴こえてくるとどこか甘く切ない郷愁がどうしようもなく胸に迫ってくる。

サウンドの構成はアコギを中心に笙や二胡などのアジアの楽器を加えた最小限の構成。
しかも楽器って呼んで良いの?っていう木魚まで。(笑)

でもそんなアジアの楽器達の音色が余計に郷愁のようなものを喚起させるのかもしれない。
特に一曲目の”映してながめる”とラストの”藍色をこえて”は引きずり込まれるような魅力を感じます。

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日本の青といえば藍色。
その藍色の別名”たであい”をタイトルに持つこのアルバム。
このアルバムで聴こえてくるものは日本人にとってのブルース・ミュージックそのものなんだろう。

ただアルバム全体がゆったりとしているので夜に聴き入ってると直ぐに寝落ちしてしまうのが玉に瑕だけど。(苦笑)
でもこれからの季節、天気の良い日のドライブにはピッタリかもしれない。