デイヴィッド・リンチ監督 『インランド・エンパイア』

  • 2008/03/03(月) 23:59:38




いやぁ、辛かった。。。

デヴィッド・リンチ監督の久しぶりの新作ということで、かなり入れ込んで観始めました。
のっけからの重低音で、これこれこれっ!といつものリンチ節にニンマリしていたのは始まって1時間ほどまで。
’内なる帝国’に迷い込んでからはついていけませんでした。
前作『マルホランド・ドライブ』にあれほど浸り込むことが出来たのも、表のストーリーがしっかりと提示されていたからこそのものと痛感しました。

もともとリンチの作品世界を理解出来るはずも無く。(苦笑)
リンチ特有の訳の分らない異様な世界に意識をビシビシと刺激されながら、浸り込むのを楽しみにしていたんですが、こうも表ストーリーが無いとただただ苦痛なだけでした。
ま、監督の頭の中では全てが繋がってるんだろうけど。
でも彼の頭の中なんて興味は無いし。

しかも主役がただの白人のオバサンに成り果てたローラ・ダーンときては。
ランス・アームストロングみたいな彼女の深刻そうな顔を延々と見せられてもねぇ。(毒)

ということで途中でとうとう耐えきれずに3時間の映画を、2時間40分の短縮版にしてしまった。(笑)
この失望感はツイン・ピークスの映画版以来のもの。
あ〜あ!!でした。


とはいえハリー・ディーン・スタントンの健在振りを観れただけでも良かったかなと。

しかし、裕木奈江。
こんなとこで一体何やってんだよと。
見ているこちらが恥ずかしい!(怒)

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エンドクレジットに’永遠の憧れ’ナスターシャ・キンスキーの名前が!(照)
えっ、どこに出てたっけ?と。。。
いました、いました。
ちょっとだけ出てました。
エンド・ロールでローラ・ダーンの隣に座ってました。

ホント、この人が主演だったらまだ良かったのにね。(苦笑)