『ブラック・ダリア』

  • 2007/10/21(日) 21:20:35

面白かったです。
サスペンス溢れるノワール物。
久し振りに濃い映画を味わったような気がしました。
こういう映画は未だに邦画ではなかなか味わうことが出来ないですね。

デ・パーマは昔からわりと好きな監督でしたが、この作品はあんまり評判が芳しくなくてずっと躊躇っていました。
でもこの週末はあんまり観たい映画が無かったんで思い切って手を出してしまいました。(殴!)

まぁ確かに人物関係が良く分からないだとか、ヒラリー・スワンクの美女役はミス・キャストだとかいろいろ言いたくなるところもあるにはありますが、デ・パーマ監督独特のケレン味たっぷりの演出はなかなか良かったです。
ヒッチコックへのオマージュ振りもやっぱり観れたしね。(笑)
自分には当たり外れの多い監督だけど、今作品は自分には当たりでした。
何はともあれ2時間ほどたっぷり楽しむことが出来ました。

ただしいて言えば『ミッドナイト・クロス』のようなもっと身をよじるような切ないラスト・シーンを用意して欲しかったかなぁ。

それとラストに一瞬はさんだのあのショット。
あれだけは余計かな。
ま、どうしても入れたくなるんだろうけど、この監督は。
そんな自制が利かないところがちょっと大林宣彦っぽくて笑ってしまった。

最後に役者さん達。
スカーレット・ヨハンソンはもっとエロっぽいオネェチャンかなと思っていたんだけど、この映画ではさほどでもなくてちょっとガッカリでした。(苦笑)
アーロン・エッカートて役者さん。
自転車好きにはどうにもランス・アームストロングに見えてきて困った。
だってホントにそっくりなんだもんな。